ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(49)タイ北部、中国人集落へ。

シャン族の集落を後にする。
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中国人集落の手前の山の斜面には、この様なお茶畑が広がっている。
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茶畑は中国や日本では時々見られるが、タイでは全く見られない光景だ。
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山岳地帯で、気候も温帯で、お茶の育成に適しているのだろうか・・。
 
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村に入る手前、峠の上から中国人集落を見下ろす。
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ジョニーが次に案内してくれたのは、ここから更に又山を越えた先にある中国人集落。この辺りは中国国境とも近く、中国人が移り住んできているようだ。タイは多民族国家で、いろんな種族、山岳民族などの複合国家となっているが、この中国族も国民の一部となっている。

以前チェンライの先のメーサロン(แม่สลอง)という町へ旅行したが、ここにも中国人が大勢住んでいて、町の名前も「美斯楽」と漢字で書かれているが、彼等は第2次大戦終了後の中国内戦時、共産党に敗れ中国本国から逃げてきた国民党の残党で、彼等も中国人には違いないが、中国族・コンチン(คนจีน)とは呼ばれないで、コクミンタン(ก็กมินตัน)、即ち国民党、であるが、と呼ばれていて、一般のコンチン(Chinese)とは区別されている。以前バンコク在住の知人に、コクミンタン(ก็กมินตัน)について聞いてみたが、当方の発音が悪かったのかどうなのか、彼女はこの言葉すら知らなかった。


http://blogs.yahoo.co.jp/ciaocommodore/57063934.html?type=folderlist

さて、今回行く集落は真の意味のコンチン(คนจีน)の部落であるが、上のメーサロンとの違い、或いは同じなのか、興味深いところである。山を越えて集落に近付くと、傾斜地一面にお茶の畑がある。タイ人は一般にお茶を飲む習慣はないが、こうした茶畑を見ると、日本や中国を強く意識する。もう中国人の村が近いことを示している。

ジョニーはバイクを一旦峠の高台の見晴らしの良い場所にある病院の前で止めてくれたので、真下の中国人部落を見下ろすことが出来た。目の前に大きな湖が広がっていて、その湖を取り囲むようにして、家が建ち並んでいる。これら見るからに桃源郷の景色だ。中国人はこんな良い場所を見つけ、新天地にしたに違いない。町を見るのが楽しみだ。
 
 
 
 
 
大きな湖を取り囲むように集落があり、まるで桃源郷のような景色だ。
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町へ入るとけっこう車の数も多い。
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観光客を当て込んだ土産物店も多い。
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町の中程にある広場でバイクを止めた。左の人物がジョニー。
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