ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(18)普陀山・普済寺。

普済禅寺。この寺は禅宗の寺となっている。
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般若心経、観自在菩薩は宗派を問わず尊ばれる。
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般若心経が旧体字で刻印されている。しかし現代中国人には読める人は少ない。
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境内には大勢の観光客がいる。
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この島までやってきているが、どれ位の人が仏教徒だろうか・・。
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若い人も案外多い。
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お参りする人々。
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この寺のご本尊。
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ご本尊は「普済群霊」と言うらしい。
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普済寺の中に入る。今まで中国のお寺は何か所か訪問してきたが、今まで見て来た中国寺院とさして変わらない。同じような造り、配置、仏像、飾り物だ。お寺の入口の正面に「普済禅寺」と揮毫が大書してあるので禅宗のお寺なのだろう。中国にも日本と同じように、禅宗曹洞宗天台宗と言ったように既成宗教の宗派はある。元々中国が本家本元だから当然のことではあるが。無いのは日本で生まれた日蓮宗とか念仏宗浄土真宗のような在家宗教である。

大勢の参詣客と一緒に境内を回る。この島に来て、こうしたお寺回りをしている外人は全くいない。上海には大勢の白人が居住しているが、ここまでやってくる酔狂人はいないのだろう。日本人は外見上中国人と余り区別はつかないが、人々の間から飛び交う日本語とか韓国語は聞こえない。だから今こうしてこの寺の境内を歩いている中国人以外は自分一人ということになる。しかし当方が口を開かず、黙って歩いている限りにおいては、当方も中国人とみられているかも知れない。

それ程大きなお寺ではないので、30分も歩いたら境内を一巡することが出来る。参詣を終え、池の前で休んでいる人々も大勢いる。この人々の大半は仏教徒ではないのだろう。観光的興味でお寺歩きをしているが、疲れるに違いない。この寺の奥には、参詣客を相手にかなり賑やかなみやげ物店街があり、その2階には旅社などの看板も幾つか見える。中国人だったら100元も出さないで泊まれるだろう。土産物屋には、海産物の乾物類が多く並べられている。この島に来て、海産物のお土産を買って帰るのが、一番喜ばれる方法かも知れない。もう何十年、何百年と続いているしきたりかも知れない。

みやげ物店街を一巡し、この寺の裏、浜辺の方に向かう。広い駐車場があり、島を巡る循環バスの発着場にもなっている。そうだ、また夕方までには時間がある。この循環バスに乗って、島を一周してみよう。
 
 
 
 
今お坊さんがお経を上げにやって来た。
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お経が終わり、寛ぐ僧侶。
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人々のお参りは尚熱心に続く。
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どんな高貴な仏像が奉納されているのだろうか・・
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ああ、全身真っ白の大理石で出来た観音様! 天女のようだ。
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人々の参詣は尚も続く。
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潮州市の善男善女の人々により寄進された大きな香炉。
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この大きな木拓もそうだろう。
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南国の大木、楠が過去数百年の盛衰を見続けてきた。
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