ラオス北部紀行（３）ハノイ・ノイバイ空港。

この干潟はどこだろう・・

福岡、博多湾だろうか・・

ここはどこの海岸線だろう・・

ここはもう中国の上空だろう・・。

水墨画のような山並が続いている。

ああ、ここはもうハノイ上空だ。高速道路も建設されている。

車が走っていないので、まだ完成はされていないようだ。

ベトナム航空の安いチケットだからバンコクまでの直行便ではなく、行はハノイで乗り換え、帰りは又サイゴンで乗り換えることになる。行の場合は１時間そこそこで次の便に乗機できるが、帰りの便は大変。夜バンコクを出て、サイゴンで約３時間余りを待って、深夜の便で成田へ帰ることになる。まあ、今から帰りのことを心配することもないが・・。

いろいろアジア各地の国際空港を見てきたが、このハノイ・ノイバイ空港は他の国の空港と比べるとやや見劣りする。国力に応じた、ラオス、カンボジア、ミャンマーの各国首都並みの貧弱さ、１．５流の装いか。サイゴン、タンソンニュットの方がもっと賑やかだったかも知れない。

いずれにしても乗り換え時間はそれ程なく、次の便への搭乗口に移動する間に、殆ど３０分以上は費やす。搭乗口の前がちょっとしたショッピングモールになっていて、何かとベトナム民芸品の興味あるものが売られているが、これから旅行する見に取って、今の時点で買うこともできない。店員には帰りの際に寄って買うよ、と約束したものの、考えてみれば、帰りの便はここハノイではなくサイゴンだ。まあ、売る方も買う方も、バタバタしている中での応答だから、そんな違いも異に解さない。そうこうする内にアナウンスがあり、乗機となった。