ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(52)少林寺「祖庭」にて。

これから少林寺「祖庭」に入る。
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どこもかしこも大勢の中国人観光客だ。
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歴史に興味のある人は、こうした石碑なども解読えきるだろう。
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流石にここまでやってくる白人観光客は数少ない。
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「祖庭廟」。無論後世のいつかの時代に作られたものであるが・・。
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中国各地から集まってきている裕福な中国人観光客。
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兎も角凄い人だ。人口が日本の10倍の国だから、有名観光地に人が集中するのは当然のことかも知れない。少林寺境内のほど中央にある「祖庭」。観光客はここだけは見ておこうと、人々が殺到する。以前の中国だったら、他人を押しのけて我先に、という風潮が強かったが、最近の中国人は上品になっている。これも所得が上がったから、昔のように、ガツガツした卑しい心情が濾過されてきているのだろうか。着ているものも皆上品になっていて、当方の方がむしろみすぼらしい。

さて「祖庭」と言うからには、この庭のどこかの部屋で、達磨大師が壁面9年の修業を積んだと思われるが、ガイドに聞こうにも片言の英語では聞きようがなく、かと言って、沢山の観光客の中で親切に日本語で説明してくれる人もいないだろう。人波に押され、流され、中国風の建物の中を覗いて見て回って、壁面を探すが、結局、どこがどれとも分からず、この「祖庭」から押し出された。

尤も達磨大師が生きたのは今から1500年以上も前の話し。当時の建物が今なお現存している筈はなく、あるとしてもどの道後世のレプリカに違いないから、現実にその部屋を探し当てなくても、それ程残念には思わなかった。随分昔、仏教がまだ日本に伝来する以前、遥か遠いインドの地よりここ中国にやってきて、中国の人々に禅宗という流儀を広め、その伝承者により更には遥か極東の日本の地まで伝来した、その祖師の庭に来ている、と思うだけで充分だった。
 
 
 
 
東照宮にも匹敵するようなこうした造形に見とれている。
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前方に鐘楼が見える。
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ああ、これは鐘楼ではなくて鼓楼だ。
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こちらが鐘楼だ。
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これも又見事な造形だ。
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人々は感心し、見とれている。
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