ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(56)少林寺境内を出る。

立雪亭を最後に、参詣者は境内を出て行く。
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相変わらず石碑が多い。
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先刻来る時に見た鼓楼が再び見えてきた。
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緩やかな坂を下り降りる人々。
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途中にある石塚。
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石塚の前にある最後の御堂。
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ほぼ1時間程の少林寺境内の見学は、「立雪亭」を最後にして、この広大な境内を出ることになる。禅宗二祖の慧可(えか)が、始祖の達磨大師に向い、臂を切ってまでして、教えを乞うた部屋を目の前にして、少し感動的だった。今まで当方の記憶違いなり、間違いがあったのだが、達磨は禅宗の第二祖、始祖はインド在住の高僧かと思っていたが、この部屋に来て、禅宗の始祖は達磨で、二祖が慧可だということが分かった。先の国立博物館、慧可断臂図には始祖、二祖の区別は無かったと思ったが・・。

それは兎も角、ここへ来る以前の少林寺のイメージは、深い山中の中の古寺で、少林寺拳法と言っても古武道の型を教える道場程度があり、達磨が対面した壁面は、今もそこに周囲を囲われて現存しているとばかり想像していたが、イメージとは全く異なっていた。商業主義と言うか、観光地化されていて、拳法の実演など、まるで中国雑技団の演技を見ているような感もあった。これが時代の流れと言えば、言えないことも無かったが・・。

さて出口付近には薬局もある。参詣者の何人かもそこに立ち寄って漢方薬なり、この寺の伝来の秘薬などを買い求めている。奈良の陀羅尼のようなものだろう。洋の東西、日中の違いを越えて、こうした由緒ある場所にはそれなりの効能書き、有難い効用、薬用があるのだろう。出口付近で他のメンバーを待つこと暫らくして、皆揃い、いよいよ最後の「塔林」へ向かう。
 
 
 
 
お釈迦様だ。
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ああ、出口の直ぐ前にこんな薬局もある。
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少林薬局と言うが、余り客は入っていない。
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漸く境内の外に出た。
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少林寺出口。
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出口を前に最後の写真を1枚。
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