寧波を出たと思ったら、もう一つの川、姚江を渡る。
こうしてみても寧波は凄い発展だ。
ああ、河口が見えてきた。
道路際の幼稚園。
子供達は国籍を問わず可愛い。
バスの中から外の様子を見ていて、どうも行く方向が違うと分かったのは、寧波旧市街を出て、更に現在進行中の新市街を通過し、バスが海岸線の見える辺りまで来て、決定的になった。違うじゃん! 山中にあるべき天台山ではなく、海岸に出てしまった。ちゃんと切符を見せて乗車したのだから、間違ってバスに乗った訳ではない。行き先を間違えて、チケットを買ったに違いない。
チケットを改めて確認するると「岱山」となっている。昨日も「天台山」と言って買った切符に「岱山」と印刷されていたので、係に確認したが、その時、係員も「天台山」で間違いないと言っていた。だから簡体字を使う今の中国語では「天台山」は「岱山」と表記されるものと信じていた。しかしそれはどうも間違いのようだった。「天台山」という発音の「天」部分が消えてしまって、下の部分の「岱山」しか通じなかったのだろう。
まあ良い。「岱山」がどこにあって、どんな所かは分からないが、そこまで行って見よう。途中で下車しても帰り方も分からない。バスは海岸に近い自動車道をフルスピードで走って行く。先の方には昨日補陀山から渡って来た定海が見える。多くの島に囲まれた波静かな海だ。まあ、行ける所まで行くしかないか。
チケットを改めて確認するると「岱山」となっている。昨日も「天台山」と言って買った切符に「岱山」と印刷されていたので、係に確認したが、その時、係員も「天台山」で間違いないと言っていた。だから簡体字を使う今の中国語では「天台山」は「岱山」と表記されるものと信じていた。しかしそれはどうも間違いのようだった。「天台山」という発音の「天」部分が消えてしまって、下の部分の「岱山」しか通じなかったのだろう。
まあ良い。「岱山」がどこにあって、どんな所かは分からないが、そこまで行って見よう。途中で下車しても帰り方も分からない。バスは海岸に近い自動車道をフルスピードで走って行く。先の方には昨日補陀山から渡って来た定海が見える。多くの島に囲まれた波静かな海だ。まあ、行ける所まで行くしかないか。
海岸に近くなってきた。石油備蓄タンクが見えてきた。
臨海工業地帯なのか・・。広大な埋め立て地だ。
ああ、海だ。このバスは一体どこへ行くのだろう。
前方のスモッグの中に工業群が霞んで見える。
ああ、広大な汐留が出来ている。ここも又いずれ広大な埋め立て地になるのだろう・・。
そうか、このバスは舟山島を結ぶ長大橋を走っているのだ。「岱山」はこの先のどこかの島だろう・・。