ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(77)寧波の新バスターミナル。

寧波にある東バスターミナル。
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ここは街の郊外、新市街地の中にある新しく出来たバスセンターだ。
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何か奇を衒うオブジェなどある。
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正面玄関も立派なものだ。
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内部も広々していて、綺麗さは中国の常識を越えている。
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寧波のような人口300万~400万の大都市になると、市内にバスターミナルは複数ある。数日前、補陀山からフェリーでこの町にやってきて、今日着いた郊外の大樹港から連絡バスで運ばれたのは、ここ長距離「北」バスターミナルである。それで寧波には1泊し、寧波駅そばのホテルに1泊したが、その駅に隣接するバスターミナルは、長距離「南」バスターミナルである。ここで切符を間違って購入し、岱山に行かざるを得ないことになったが、今度は間違いなく「天台山」行のバスに乗らなければならない。

「北」バスターミナルでしっかりと確認し、特に、「天台山」と「岱山」が混同されないよう、ガイドブックの「天台山」の頁を見せて、キップの購入を求めると、ターミナルはここではなく、「東」ターミナルとのこと。タクシーを走らせ、「東」ターミナルへ行ってもらうことにするが、新開地の、市街地からはかなり離れた場所にある。

タクシーは川を渡り、新たに開発された新街区を疾走する。片側3車線、4車線の直線道路に幅広の歩道。敷地を充分取った官公庁らしき建物群が連なっている。役所ではなく、どこかの研究施設、高度先端企業の集まりかも知れない。斬新なビルが連続している。走り抜けること5-6分、その新市街地の一番外側に新たない出来た「東バスターミナル」があった。

市内にある「北」や「南」のターミナルと違って、建物も新しく機能的のようだ。進歩の速い中国では何でも新しく、日進月歩の進化を遂げている。日本の地方のバスセンターを越える様な大きな規模と斬新性だ。窓口で、今度は間違いなく「天台山」行のバスチケットを購入する。出発は10時50分、天台山までは2-3時間、遅くとも2時には到着するだろう。
 
 
 
 
禁煙運動が盛んで、医者や看護師、関係者などが禁煙を訴えていた。
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こうした禁煙表示があちこちにあり、このバスターミナルでは煙の臭いが全くしない。
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ゴミに関しても、所定のゴミ箱に捨てるよう指導していて、中国人のモラルは急速に高まっている。
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温州行の改札口。ここから温州はそれ程遠くない。温州ミカンの温州。数年前、中国新幹線が大きな事故を起こした町だ。10時発と出ている。
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このバスターミナルから発着する時刻表。温州行、天台行、などの記載がある。
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中国は目覚ましく、どんどん近代化していく。
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