ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(90)天台山の朝。

山間の朝は静かだ。国清寺の古塔が山中に見えている。
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今日も山に霧雲が掛っている。初夏の湿気が多い時期か・・
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駐車場には早くも車が集まってきている。今日は何かのイベントがあるようだ。
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広い駐車場にはもう既に人の出入りがあった。
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スローガンの好きな中国人。ここには何と書いてあるんだろう。ああ、ここは雲霧茶、天台緑茶の産地だったのか。すいえば、日本の仏僧も中国のこの辺りから茶の実を運んできていたか・・
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ホテルのレストランも朝早く、まだオープンしていない。
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昨夜田舎料理を食べた食堂もまだ誰も来ていない。
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昨夜は天台山駐車場傍の山間のレストランで田舎料理を堪能し、ホテルに戻ってからはジャグジーのバルブ6口を全開にし、身体の隅々まで筋肉をほぐし、疲れを癒した。今朝は爽快な朝である。騒音のない静かな山中のホテルだから、朝の寝覚めも気持ち良い。昨夜は、朝早く起きて、もう一度天台山に参詣しようかとも思ったていたが、今朝になったらそれも面倒になり、駐車場の周辺を散歩し、市内に戻るバスの時刻を確かめ、天台山を後にする。このお寺、寧波からはそれ程遠い場所にある訳ではなく、又来る機会もあるいかも知れない。

早朝の市バスは乗客も2-3人程で、市内に入る途中の停留所で何人か乗客を乗せてはいるが、それでもガラガラで、大都市を走る超満員のバスとは全く違っていて、確かに田舎のバスだった。7時半には天台市バスターミナルに到着し、直ぐにも紹興行のチケットを購入、8時40分発だからまだ1時間以上も余裕がある。ターミナルの横手に幾つか並んでいる食堂の一つに入り、周りの人が食べているものを見て、同じものを注文する。緬と万頭。中国はどこへ行っても、この二つには外れがない。

ターミナルはこれからあちこちへ行く人で、かなり込み合っている。人口の少ない田舎町に見えたこの町でも、こうした場所には大勢の人が集まってくている。この天台も鎮ではなく市だ。ターミナルから街を眺めると、ビルの数もかなり多い。寧波と紹興の三角形の頂点のような場所にあり、南部の台州、温州へ向かう中間点にもなっている。高速道が開通し、これからも更に発展するように思えた。
 
 
 
 
ああ、市バスが止まっている。昨日天台バスターミナルから乗って来たバスだ。ここで時間をつぶすよりは、ターミナルまで行き、紹興行のバスの時刻を確かめよう。
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市バスの料金は僅かに1.5元。30円もしない。中国の交通機関はどこも安い。中国も人件費の抑制で、ワンマンバスだ。
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約20分程で市のバスセンターに到着する。
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天台バスターミナルは、朝早くから大勢の乗客がバスの出発を待っている。
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ここからも随分遠くの都市までバス便があるようだ。
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一旦外に出て、ターミナル傍の食堂で朝食を食べる。
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この町も数年後には立派な都市に発展shびているだろう。
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