ちゃおチャオブログ

日々の連続

タイ語サークル(30)再びタイの寺院の正式名称。

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今週のサークルは、前回に引き続いてのタイの寺院の正式名称です。
 
タイの王宮寺院、「エメラルド寺院」(ワットプラケオ=วัดพระแก้ว)の正式名称は、
 
วัดพระศรีรัตนศาสดาราม」(ワットプラシーラタナサーサダーラーム)
 
という長い名前であるのは、前回勉強しました。
 
今日は、「エメラルド寺院」と同様に、観光客に最も親しまれている寝釈迦仏、「ワットポー」(วัดโพธิ์)、の正式名称は、
 
วัดพระเชตุพนวิมลมังคลารามราชวรมหาวิหาร」
(ワットチェットポン ウイモンマンクララーム ラーチャウオン マハーウイハーン)
 
という恐ろしく長い名前の寺院名です。
 
 
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バンコクの正式名が百数十文字からなる気の遠くなるような長~い長~い名前で、日本人が落語家以外に「寿限無ジュゲム」を言えないのと同じように、タイ人もバンコクの正式市名を言える人は皆無で、この「ワットポー」の正式名を言える人も、数少ないと思われる。
 
しかし人々には「寝釈迦佛」、「涅槃佛寺」、วัดพระพุทธไสยาสน์
(ワットプラプットサイヤート)と言う名前で親しまれているようです。
 
この「ไสยาสน์は「眠ること」。この寺の別名วัดพระนอน」(ワットプラノーン)の「นอน」、「横になって眠ること」 と同じ意味なんですね。
 
 
その巨大な「黄金の涅槃佛」に対し、人々は日々、
นมัสการพระพุทธไสยาสน์ทองคำ」
ナマットガーンプラプットサイヤートトーンカム)
を欠かしたことはありません。
 
 
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処で「วัดโพธิ์」(ワットポー)の「โพธิ์」とは「菩提樹」のことで、直訳すれば「菩提樹寺」。御釈迦さんが悟りを開いたのは菩提樹下で、こうした名前がついたのかも知れませんね。
 
 
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(小金井タイ語サークルは毎週木曜日夜7時から2時間小金井市東センターで開かれています。タイ語、タイの文化、歴史、地理、芸能などに興味のある方の参加を歓迎します。参加希望者は下記のコメント欄に問い合わせ下さい。)