ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(104)開封「相国寺」の境内で。

相国寺「鼓堂」の中には大鐘は見当たらず、代わりに仏像が安置されていた。
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中国の仏様は、皆こうして着色されていえ、色彩豊かだ。
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堂の外ではこの寺の漢方薬のようなものが売られていた。
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正面に見えるのは羅漢堂か?
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大勢の人がこの石橋の上で記念写真を撮っている。
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開封相国寺」は歴史の古いお寺だから境内も広いし、歴史的建造物も数多くある。観光客、参詣者も引きを切らず、開封府同様に沢山の人がきている。この二つは近い場所にあり、セットで観光コースになっているのかも知れない。入口からスタートして、境内を奥に奥に進んで行くが、どこに何があるかは、確かな案内書もなく不明だ。ただここの五百羅漢と千手千眼佛は有名で是非見たいものである。

入って直ぐの場所に「鐘楼」があるが、ここには「相国霜鐘」と呼ばれる大鐘が置いてある。「鼓楼」と書いてある堂宇の中に入ると、観音像その他の仏像が展示されていて、鐘の場所が良く分からない。堂内の仏像の写真を撮って外に出る。

境内の先に行くと羅漢堂がある筈だ。その建物の前に石造りの太鼓橋があり、人々が記念写真を撮っている。当方も記念に1枚撮影する。そもそも開封までやってくる旅行者は少ないだろうし、更に、この相国寺を参詣する人は更に少ないに違いない。600年前の中国の中心都市で、日本や国外からやってくる商人、僧侶、通商使などがこの街を目指し、やって来たのは遠い昔の話になっている。

建物の前に大きな鉄製の香炉がある。人の背の何倍も大きな香炉だ。北宋の時代、誰か著名な皇帝か大商人が寄進したものに違いない。近付いて銘文を見たが、文字は薄れていて「大相国寺」の寺紋が僅かなに読める程度だった。赤錆びた鉄面に触れ、なでるようにして600年前のこの街の賑わいを想像した。
 
 
 
 
当方も1枚記念に。
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本堂の前には随分大きな鉄の香炉が置いてある。
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銘文には「大相国寺」と彫られているが、由緒あるものに違いない。
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ああ、本堂の横には「厄落とし」の通り抜けなどもある。
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さて本堂に入ってみよう。
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