ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(103)魯迅記念館。

魯迅故里(生家跡)で、次に行ったのは記念館。
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館に入ると正面に魯迅像がある。
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館内の案内。
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館内を回る中国人観光客。
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館内の様子。
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この部屋には大勢の人が集まってきている。
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ああ、トラピックスの旗だ。日本人の団体さんだ。ガイドが日本語で説明している。
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魯迅記念館は上海の魯迅公園に立派なものがあるが、ここ紹興の生家跡にも同じように立派な記念館が建っている。周家の教育現場である「三昧書屋」、続いて母屋を見た後、この記念館に入ることにした。魯迅の生涯が網羅され、日本との関わりも色々と解説されているだろう。

館内に入ると見覚えのある小旗に引率されたツアーの一団がいる。ああ、あの旗は阪急トラピックスのガイドの小旗ではないか。近付いてガイドの説明を聞くと、日本語で色々と魯迅についての説明をしている。14-5人のツアーメンバーは、大半が60歳以上の高齢者で、若い人は見当たらない。この世代の日本人には魯迅は馴染みの深い中国人作家だから、人々は皆熱心にガイドの話しに耳を傾けている。当方も暫らくツアーの後ろにくっ付いて、ガイドの話しを聞いていたが、ツアーメンバーから少し不審な目で見られ、後を付いて行くのを止めることにした。

当記念館は2階建てになっていて、古い紹興の成り立ちから周家の関わり、過去の周家の著名人、周恩来総理が魯迅とは従弟同士だったとは、ここの家系図を見て知った次第だが、そうした過去から現代に至る周本家の記念碑的な出来事、事物が色々と展示されていた。しかし楽しみにしていた日本との関わりに関しては、思ったり小さなスペースで、日本は魯迅の長い著作活動のほんの僅かな期間に過ぎなかったと思わせた。昨日、Hayanoさんが当方ブログに仙台医専についてコメントしていたが、一時期、仙台に留学していた事跡を知る程度だった。

ツアーの人達は、尚熱心にガイドの説明を聞いている。阪急ツアーは通例疾風のような速さで各観光地を回るが、ここにきているツアー客はお金持ちのハイレベルなツアーかも知れない。ゆっくり時間を取って、教養を広げているようだ。当方がさっと2階を廻り、館の外に出た時にも、まだ皆さん熱心に館内を逍遥していた。
 
 
 
 
昔の紹興の俯瞰図。
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「臥薪嘗胆」。とすると越王勾践の頃の事か・・。
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ああ、鑿湖の説明もある。
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この顔はどこかで見たような記憶もあるが・・。誰だろう・・。
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ああ、ここにも又「三昧書屋」のイミテーションが作られている。
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中庭もある。
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中庭に建つ日本人像。藤原先生?誰だろう・・
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