ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(106)魯迅生家の土産店「臭豆腐」。

魯迅酒保を出た横には又記念館もあるが、同じようなものだろうと、ここはオミットする。
イメージ 1
 
 
大通りに面しては、こうした土産物店の少路が幾つかある。
イメージ 2
 
 
「仁里」。ここはどこへ繋がって行く少路だろう・・。
イメージ 3
 
 
大通りに面しては、何店もの土産店が店を構えている。
イメージ 4
 
 
こんなお祓い場所、祈祷所などもある。
イメージ 5
 
 
一体何は奉納されているのだろう・・、鯛もある!中国でも目出鯛か!
イメージ 6
 
 
 
 
先にも触れたが、商売熱心な中国人。商売のチャンスがあると見れば、そこが文化遺産であれ世界遺産であれ、何でも商売の種に結び付けようと努力するが、ここ魯迅故里もその例に漏れていない。この酒保も以前は酒蔵だったと思われるが、今はしっかり紹興酒の展示且つ販売店になっている。ここへ来た記念に小瓶を1本買って行く人もかなりいるだろう。

昔の中国だったら、我先に、一番繁盛しそうな場所を独り占めし、他者を排斥しての我勝ちの風潮が強かったが、今は行政のコントロール民度の向上等もあって、そうした場所取り競争も見られなくなり、無秩序な混乱、騒乱状態からは全くかけ離れた、、落ち着いた、Ordinary,の上品な店舗が、この魯迅故里の大通りに面して、立ち並んでいる。

そんな中で目を惹いたのが「臭豆腐」。豆腐は元々日本の特産品かと思っていたが、旅行するとタイにもラオスにもあり、勿論この中国にもあって普通に販売され、又料理にも利用されている。従って、豆腐のOriginが日本なのか中国なのか、今ではどちらか分からなくなっているが、いずれにしても豆腐は東アジアの共通の食文化かも知れない。そうした普通の豆腐に対し、ここでは「臭豆腐」というものがあって、それはここ紹興の名物らしい。この魯迅生家大道に幾つかある土産店で、この「臭豆腐」の幟を出している店が何店舗かある。

よし、それではひとつ食べてみようか。臭い豆腐って一体どんな味だろう。サイコロをやや大きくしたような正方形に切られたた、やや黄色がかった豆腐を更に載せて手に持つと、その独特な臭いがプーンと鼻を突く。ああ成程、これが「臭豆腐」の由縁なのか、と思って、一口報頬張ると、いやいや何と!「臭豆腐」はその匂いではなく、この「臭い」味覚だったのだ!

「クサヤ」と「臭豆腐」は似ても似つかぬ食べ物ではあるが、その独特な「臭味」と言う点においては共通で、良くたとえ話で「鼻がひん曲がる程」の臭味、と言うが、これが中国食文化に於ける「臭味」なのか、と得心したのだった。各店により独自の製法により臭味を際立たせたり、変わった臭味を作り出しているのか、それぞれの店の幟には、その店の特徴、PR等が大書され、店自慢を競っていた。でもまあしかし、一度食べればまあ次は良いでしょう。次回、この紹興に来ることがあれば、その時の為に取っておきましょう。
 
 
 
 
軽石が何でこんな所で売られているのか分からない。一つお風呂用に勝ってきたが・・
イメージ 7
 
 
三奇臭豆腐? 臭豆腐って何だろう・・・
イメージ 8
 
 
臭豆腐はここ紹興の名物のようだ。
イメージ 9
 
 
臭豆腐、5元。随分安い。一つ買ってみようか。
イメージ 10
 
 
臭豆腐」。どの道臭いものだろうとは思っていたが、いやはや・・・
イメージ 11
 
 
魯迅故里を見終え、「三昧書屋」から出て行く観光客。
イメージ 12