ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(133)南京駅周辺の街並み。

ホテルから南京駅まで乗ったタクシー。悪質運転手の通報電話番号などが張られていた。
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南京長途バスターミナル。
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駅前にはこうした民生銀行などもある。中国4大銀行でないところが良い。
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南京駅前の街並み。落ち着いた雰囲気だ。
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シックな感じのアパートなども見える。駅前の地下ショッピングモールは今日は休業のようだ。
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ホテルでの朝食を終え、チェックアウトする。このホテルが南京駅前だったら、そのままリュックをフロントに預け、街歩きをするのだが、駅からは大分離れているので、ホテルを引き払い、タクシーにて南京駅に向かう。ここから上海までは長距離バスで帰るので、駅に隣接している長途バスセンターへ行き、そこで午後のバスチケットを購入し、リュックは一時預かりに預けて、午前半日南京観光に当てることにした。

昨日の市内1日ツアーでは行かなかった玄武湖へは是非行って見たかった。15年前、吉さんと一緒にこの南京にやってきて、最初に来た場所がこの玄武湖で、長江の水を引き入れて作られた広大な湖を眺め、三国志時代、この地を治めていた曹操などが、この湖で軍事教練をしていた、などをガイドから聞き、遠いロマンに駆られたものだったが、その玄武湖は南京に来たからには、是非とももう一度見て見たかった。

南京駅周辺は人口600万人を擁する大都市とは思えない落ち着いた雰囲気で、シックな感じの石造りのアパートが立ち並んでいる。中国ではなく、どこか東欧、北欧の街並みを見ている感じもあり、ここが中国、と言われなければどこの国か分からなくなってしまう。歩道も広く、又、中国の常ではあるが、どこへ行っても大勢の人だかりが、ここでは歩道を歩く歩行者の数も少なく、常の中国とは違った異質の空間を醸し出している。

玄武湖は南京駅の直ぐ前だ。昨日の朝、開封からの夜行列車で南京駅に着き、駅頭に出たところ、小雨にけぶる玄武湖が目の前にあった。今日は駅の反対側に出て、町中を大回りして玄武湖へ行くことになったが、お蔭で、落ち着いたヨーロッパ風の南京駅前の住宅街を見ることができた。中国は国が広く、民族、風習、言語に多様性がある。この駅前の街並みを見ていると実にそう感じるものがあった。
 
 
 
 
どことなくヨーロッパ的な雰囲気だ。
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駅の近くに大きな運河もあるが、この川は玄武湖に注がれる。
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運河沿いに歩いて行けば、玄武湖に行きつく。
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歩いている途中に見える駅周辺の高層ビル。
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ああ、随分大回りしたが、漸く玄武湖に到着した。
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