ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(134)玄武湖観光。

玄武湖への入口。
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以前来た時はこんな城門などなかったが、いつの間にか、建てられたようだ。
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城門前で記念写真を撮る観光団。
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ああ、見覚えのある玄武湖だ。
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広々とした湖である。
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ああ、観光ボートなどもある。
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大勢の人が余暇を楽しんでいる。
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南京は歴史の古い街であり、三国志時代、ここを支配していたのはどの国か定かに知る訳ではなく、昨日の旅行記ではこの玄武湖で軍船の操練、軍事訓練をしていたのは、魏の曹操だと思い、そう書いてしまったが、考えてみれば、元々この江南の地は呉の支配するところ。であるとすれば、この玄武湖を縦横無尽に利用し、この先の赤壁曹操軍に果敢に挑んだのは、呉王孫権だったかも知れない。

いずれにしてももう今から2500年も前の話し。どちらがどっちでも良い様な話だが、歴史愛好家、特に三国志演義などに造詣の深い諸先輩にとっては、おろそかに出来ないことかも知れない。長江の流域にはこうした湖が幾つも存在し、最大のものが太湖であり、今ではその湖にテレビ放映で利用された三国志のセットがそのままの形で残されていて、観光名所の一つともなっている。翌々月、友人のネギさんと江南10都市巡りのツアーに参加したが、今この時点で2か月後に太湖へ行くなどという事は全く想像もしていなかった。

今の玄武湖はもう全くと言って良いほど遊興地になっていて、市民の憩いの場になっているが、湖を取り巻く城壁などは、遠方からやってきた旅行者の三国志に寄せるかすかな想いでのよすがともなっている。確か15年前にはこんな城壁などは無かったが、リッチな中国、ドンドン美化し、テーマパーク化しているようだ。

広々とした湖。15年前はどの場所からこの湖を眺めたのか、思い出すようなランドマークもないが、華美さと人の多さには、実際昔日の感がある。その華美と賑やかさに引っ張られ、当方も先ずは湖を一周する電動トロッコに乗ってみることにした。
 
 
 
 
取り敢えず自分も循環トロリーに乗って湖を一周してみよう。
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ああ、以前気が付かなかった城壁などもこんな場所にある。
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湖畔を散歩する人影も見える。
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湖面に遊ぶボート。
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南京駅方向に見える高層ビル群。
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ドームのような建物も見えるが・・
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湖畔の花も綺麗だ。
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