ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(111)紹興・夜の公園。

紹興広場(城市広場)には数は多くないが、幾つかキオスクなどある。
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広場の突き当り、丘との境には運河が流れている。
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レストランなどがライトアップされて綺麗だ。
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こうした光景は日本では余り見られない。もやい(舫い)舟なども係留されている。
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ああ、光が川面に反射して美しい。
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ああ、丘に上る道もある。
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この遊歩道を少し登ってみようか。
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ああ、直ぐ下の料亭街が賑やかだ。
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ああ、何か日本の花街を歩いている感じである。
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紹興広場での夜の宴はいつまでも続いている。ここは大きな広場で、幾つもの区画に分かれているので、その各区画では、同じ趣向のグループ同士が集まって、色々な楽しみ方をしている。数人グループの歌謡曲を歌うだけのグループから、本格的な衣装に身を包み、100人、200人単為の大人数で、足並み揃えて演劇、ダンスに興じているグループもいる。今日は特別な日ではなく、ここでは多分毎晩この様な光景が繰り広げられいるに違いない。

他人が楽しんでいるのをただ脇で傍観しているのも飽きてくる。昼間登った丘の上の明かりが気になる。この広場の先の方、延長線上に丘があるようだ。幾つもの各セクションに区切られた踊りの輪の中を縫うようにして丘の縁まで行く。丘を取り巻くように小さな運河があり、それは恰もこの丘を守るお濠のような感じであるが、その運河に面して、幾つもの料亭が立ち並んでいて、それ等建物が全てライトアップされ、光は川面に揺らいでいる。唐宋の平和で豊かな時代を思わせる光景だ。

日本人と比較し、中国人の個人所得は日本人の10分の一以下だから、人々は日本人より貧しい生活をしている、と思っている日本人は多いと思う。しかし、現実の中国は決してそういうことはない。夜、何百人もの市民が広場に集まり、それぞれ思い思いに趣味を楽しんでいる。こうした広場はここだけでなく、市内のあちこちにあるだろう。そうしてこの川べりの料亭。川には小舟までも浮かんでいる。個人所得の大小ではなく、如何に毎日をエンジョイするか。この点に関して言えば、中国人は日本人よりも余程か長けた民族だ。

丘の麓から真下の運河通りを眺め、その先の広場から相変わらずの大きな歓声の響きを聞き、平和で且つ人生の楽しみ方を知っている中国人を羨ましくも思い、ホテルへの道すがら、一軒のレストランに立ち寄り、今日の長い1日、実に、天台寺の門前のホテルを朝出て、天台山バスターミナルから紹興駅までやってきて、女性の自転車タクシー魯迅故居を案内され、昼食を共にし、丘の上に登り、この紹興の街を一望し、夜は広場で人々の歓声を見た。長く、且つ、思い出に残る一日だった。
 
 
 
広場では相変わらず人々の喧騒がけたたましい。
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あれ、何か事故でもあったのか??警官が出ている。
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ホテルの途中に丁度良いレストランがあった。ここで食事しよう。
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紹興の街だ。今日はビールではなく紹興酒を飲んで今日1日を振り返ろう。
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矢張り紹興酒紹興の料理に合っている。
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一人では食べきれない料理が運ばれる。
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まだ更に来た。頼み過ぎたか・・・
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ああ、こんな飲み屋もある・・
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ホテルで寝る前に、ここで一休みして行こうか・・。
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