ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(128)上海「虹橋駅」着。

再び満員の客を乗せ、新幹線は上海に向けて発車した。
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現在のところ、時速203キロで走行中。
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杭州から約2時間、列車は上海虹橋駅に到着した。
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列車を下り、改札口に向かう人々。
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虹橋駅は新しくて綺麗な駅だ。
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新幹線開業と同時に出来た駅で、中々機能的だ。
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ホームに人影がいなくなると同時に列車は発車した。ここから上海まではノンストップだった。だとすると、先刻長時間停車していた海寧西駅は、杭州の最寄駅だったのか? ホームから杭州中心街も望遠できたので、市街地からはそんなに遠く離れていない筈だ。それにこんな畑の中で駅前には何もない田舎駅にも拘わらず、かなりの乗客が下車した。それに、ああ、そうか、新幹線と並行して走っていた6車線の高速道路は、杭州市内とこの駅を結ぶアクセス道路だったのだ! そう考えれば、この聞き慣れない駅が杭州市の新幹線駅であったとしても不思議はない。全てが合点した。しかし、大都市の新駅であるとしても、随分と長い停車時間ではあったが・・。

ここから上海までは約2時間、丁度山東省の青島から済南までの時間と同じ位だ。江南地方は物も産業も豊かで、人口の多い土地。日本の東海道新幹線で東京から名古屋まで町や人家が絶え間なく繋がっているように、この杭州ー上海間は人家や運河、畑地が連続している。畑地にはプレハブのビニールハウスなどもあり、集約農業は日本と変わらない。時々、極端に背の高い高層ビルが見えるが、その点を除けば、日本の光景とさして変わらない。

夕刻上海虹橋駅に到着する。ここは上海の新幹線始発駅として新築され、全体が真新しい感じだ。中国の若さが感じられるものがある。黄埔江の東、浦東に新国際空港が出来る以前はここ虹橋が上海の唯一の国際空港で、20年程前、最初に上海を訪問した際は、この虹橋空港に到着し、ホテルもこの虹橋に地区にある超高層のホテルだった。当時、この地区は開発がこれから始まろうとしていた所で、超高層のホテルが3棟程ある以外は、ホテルの周辺の住宅は土を固めたような、古くて、非衛生的な貧民街のような様相を呈していた。それが今は全く見違える程の近代的駅舎、街並みになっている。

1週間ぶりの上海。先月27日に上海からフェリーに乗って補陀山島に渡り、島からは一度は寧波の港に上陸したのだが、言葉が通じず、再び舟山群島の岱山島に渡り、思わぬ経験をしたのだが、そこからは改めて寧波に上陸し、天台山を経由して紹興に出て、お土産の紹興酒をしっかりと買い、今日再び、「懐かしの」上海に戻ってきた。

虹橋駅からは地下鉄に乗って人民広場で降り、ここ最近定宿にしている感のある24Kホテルに帰還した。長い様な短いような1週間だった。リュックを部屋に置き、いつもの定食屋に行って馴染みの餃子を食べ、暫らく人民広場をぶらぶらし、上海最後の夜、いつもの按摩店に行ったが、残念ながら、阿秀はもういない。江蘇省の実家に戻っているのだ。顔を見知った、もう一人の女性にマッサージをしてもらうが、矢張り阿秀の腕に適うものではなかった。
 
 
 
 
インフォーメーションもしっかりしている。
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人民広場の地下商店街を通り抜け、ホテルへ。
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お土産の紹興酒
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この中にはブログの知人竜司さんからお願いされ、嵐子さんへのお土産もある。
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いつもの定食屋にていつもの餃子を食べる。
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人民広場を少し散歩し、いつもの上海瞬間按摩店へ。
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