ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行「天空への道」(3)マニラ・ロビンソンへ。

 宿泊したLeesons Residencesは、マニラ市の中央部にあるが、周辺は下町だ。
 
 
 
無名のホテルだから、タクシー運転手にも分からない。
 
 
 
通りは雑然とした感じだ。電線も多く張っている。
 
 
 
 
水道かガスのメーター。
 
 
 
南国の花が目を引く。
 
 
 
 
 
マニラは巨大な都市、メガロポリスである。マニラ首都圏という凡そ1000万人程の人々が生活する巨大なメトロポリタン。マカテイ、ケソン、パサイ等の周辺都市を併せ、大きな広がりを見せている。当方が泊ったLeesons Residencesは、エルミタ・マラテ地区にあり、言わばGreater Manilaのど真ん中に当たる。しかし首都圏のど真ん中にあると言っても、ホテル周辺の街並みは雑然としていて、どこから見ても近代的な都市美、都市空間というものはない。

スーツケースを一旦ホテルの部屋に置き、早速通りに出てみる。ホテルの部屋から眺めた街並みは、貧乏との隣り合わせのような家並が見えたが、通りを歩いていて、更にその感を強くした。貧困との隣り合わせ。ラオスカンボジアの貧しさは、どこか牧歌的貧しさがあったが、ここではその貧しさが生活と密着し、張り付いている感じだ。長い間の植民地生活の中で、こうした二重構造が蓄積されてきたのか。

ここは市内を走る高架鉄道、MRTのペドロヒル駅に近い場所にあり、その駅前を通り越して、複合商業施設ロビンソンに向かう。ロビンソンについては以前バンコク旅行記の際にも触れたが、日本に進出した米国系デパートだが、日本の商習慣に合わなかったのか撤退を余儀なくされたが、バンコクでもこの町でも、大々的に営業を伸ばし、その土地のランドマークにすらなっている。

そのロビンソンに近づくに連れ、関連のファーストフード店、マクドナルドやジョリビースターバックスなどの店が取り巻くように現れ、街並みも少しばかり洗練された雰囲気にもなり、少しばかり垢抜けた感じの街区になってくる。巨大なデパートRobinsonへこれから入ってみよう。
 
 
 
 
道路は綺麗に清掃されている。Miniストップ、ファミマ、セブンイレブンなどの日本のコンビニが目立つ。
 
 
 
通りでのこうした屋台はバンコクと変わらない。
 
 
 
このポークのバーベキュー、一串20ペソ、40円。
 
 
 
ロビンソンの近くまで来ると、通りも少しばかりは垢抜けてくる。
 
 
 
乗合トラック、ジープニーが通りを頻繁に走っている。1回の乗車につき8ペソ。慣れると便利だ。
 
 
 
さて、Robinsonにやってきた。