ちゃおチャオブログ

日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(93)上海最後の夜。「黒い猫と白い猫」。

園内に咲く、珍しい花。
 
 
 
夕方になってもまだあちこちに集団が出来ている。
 
 
 
夕暮れ時、尚、ぼんやり寛ぐ人も多い。
 
 
 
日がな一日、良い1日でした。
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ああ、龍の飾りに1枚1枚皿を括り付けている。
 
 
 
ああ、この辺は既に完成している。
 
 
 
夜のイルミネーションはどんなだろう・・
 
 
 
 
ああ、中国人の好きなドラゴンだ。
 
 
 
 
そうか、来月、9月5日から10月15日までの間、この公園で「国際灯会」が開かれる。その準備だったのか・・
 
 
 
 
 
日中青年友好団の大きな時計は既に5時を回っている。まだ少し早いがそろそろ人民広場へ行こう。公園内ではまだあちこち大勢の人々がそれぞれグループを作っては何事かやっている。中国人の多様な娯楽を見る思いだ。出口に向かって歩いていると、真っ黒な猫が前方にいる。この公園に住み着いた野良猫のようだ。栄養不良なのか痩せていて、眼光も鋭い。どこからか迷い込んできたのか、或は捨て猫か。

先日長蛇の龍に瀬戸物の皿を張り付けていた作業も大方終わったようだ。数百メートルも続く長い胴体に1枚づつ皿を括り付けて行く。大変な作業だ。出口に案内板が出ていたが、この龍の飾りは、来月、9月5日から10月15日までの間開かれる「上海国際灯会」という、ランタンの祭典の為の飾りのようだ。今日はまだ8月25日。10日も前から準備していて、手際が良いが、そうするとこの長蛇の龍も胴の中からライトが灯るのか、或は外からのライトアップなのか分からないが、夜の闇の中に青白く反射する明かりは幻想的だろう。

さて、人民広場へやってきた。上海最後の夜と言っても、1か月置きに来ているから特別な感興はない。人民広場の裏側にある按摩店と定食屋へ行くのが唯一の目的だ。按摩店も阿秀は辞めて田舎に帰り、もう一人の年嵩の女性が代わりにやってくれるが、阿秀のようなしっくりさはない。早目に按摩を終わられ、定食屋に入り、例の餃子を注文する。ここの餃子は美味しい。ジューシーで、本当の中国の餃子を食べている感じだ。どこからか白い猫がやってきた。ミューと鳴いて、食事をねだっている。餃子を1個床に落とし、食べさせてやった。隅っこへ持っていき、直ぐにも食べ、又戻ってきてはミューのオネダリ。もう好いでしょう。1個食べれば十分だろう。大人しく足元に座る猫を相手に、上海最後の夕食をゆっくり食べて、店の女将に挨拶し、定食屋を後にした。
 
 
 
 
あれ、どこからか黒猫が出てきた。
 
 
 
痩せこけて、栄養不良のようだ。
 
 
 
さて冷めやらぬ人々の賑わいを後に公園を後にする。
 
 
 
魯迅公園。良い公園だった。
 
 
 
虹口の地下鉄駅に向かう。
 
 
 
さて、例の定食屋にやってきた。
 
 
 
上海最後の晩餐だ。
 
 
 
ここの餃子は本当に美味しい。
 
 
 
白猫と一緒に食べましょう。
 
 
 
白猫ちゃんともサラバじゃ!