ちゃおチャオブログ

日々の連続

インド世界遺産の旅(20)続・アンベール城内の至宝。

今までアンベール城の表の部分を見てきたが、これから裏の部分を見に行く。
 
 
 
ここは元の後宮
 
 
 
7-8人の奥さんが常時生活していたようだ。
 
 
 
この王宮を守るように周辺の山には砦や出城が造られていた。
 
 
 
平時には奥様方を見張っていたのかも知れないが・・
 
 
 
ガラスに覆われて部屋の内部は良く見えないが、中々豪華に出来ている。
 
 
 
中が見えなくて残念だが・・
 
 
 
 
ジャイプールの山の上にあるアンベール城(宮殿)は規模も大きく、見るところが沢山あって、旅行記1回分には収まりきれず、2回に分けて作成することにした。迷路とまでは言わないが、観光順路が一方向の一方通行になっていないと、今自分はどこを歩いているのか、分からなくなるかも知れない。その点に関しては、迷路のような造りになっているモンシャンミシェルと似たような所がある。

さてツアー客は一旦中庭に出て、次の後宮、この宮殿には7-8人から10人位の後宮の美女が住んでいたようだが、今までは王宮の表の部分を見てきたが、これからは奥の部分の観光になる。と言っても、我々日本人には表も奥もそれ程区別が付くものではないのだが・・。

中庭を取り囲むように2階の各部屋にはバルコニーがついていて、朝な夕な、美女はそのバルコニーに姿を見せて、国王の指名を待っている。千夜一夜物語のような御とぎの相手をさせられるのだ。王様から寵愛を受けると言うことが、彼女達にとってどれ程栄誉なことか、指名を得るためにしのぎを削ったに違いない。

しかしここは山上にあるだけあって、見晴らしは良い。出窓の辺から下を見下ろすと、谷間の先にずっと広がって集落が見える。この集落の先にジャイプールがあるのだ。これだけ周りを山に囲まれ、しかもそれらのピークには、砦のような見張り台のような出城が作られている。この城自体が堅固な石造りで、しかも周りを出城に囲まれている。実に難攻不落であったに違いない。
 
 
 
 
ああ、又中庭に出た。
 
 
 
同じような大理石の長い通路がある。
 
 
 
後宮の美女はこのバルコニーに出て、皇帝からの呼び出しを待っていた。
 
 
 
ああ、いつの間にか出口付近にやってきた。
 
 
 
谷の底に集落があり、更にその先にはジャイプールの街が広がっている。ここからは10数キロの地点だ。
 
 
 
城のすぐ下の池だ。飲用にも舟遊びにも使われたに違いない。
 
 
 
最後に又ガイドの話を聞き、アンベール城を後にした。