ちゃおチャオブログ

日々の連続

トルコ史跡巡りの旅(20)パムッカレからコンヤへのバスの中で。

これからコンヤまでの410キロ、1日がかりの長いバスの旅が始まる。
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綺麗に耕作された農地も多く見られる。
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途中のアナトリアの高原は、耕作地があったり、耕作放棄地があったり、と、兎も角広大な大地だ。
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ああ、前方に白く見えているのは「塩湖」か・・
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これも又凄い面積の塩湖だ。
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荒涼とした大地が迫って来る。
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山の上には、風力発電の羽根なども見える。
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トルコは実は農産物輸出大国だ。世界で6位と言われている。
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今朝一番の観光地、古代ローマの遺跡「ヒエラポリス」とその前に広がる広大な石灰岩の棚田、更にはそこを流れる足湯につかり、凡そ1時間程の観光を終えてから、今日は長躯アナトリア地方の古都「コンヤ」に向かう。走行距離凡そ410キロ、1日がかりのバスの長旅だ。

このパムッカレ自体が海岸線から200キロ程も離れた高原地帯にあり、これから向かう「コンヤ」は更に内陸地帯。アナトリア半島の内陸部の中心に近い場所にある。パムッカレの街を出たバスは、人家の乏しい、殆どが耕作地か耕作放棄地のような荒れ果てた原野を進む。緑が少ない。周辺に小山が見えるが、樹木も少なく、岩石がむき出しになっている。雨の少ない土地なのだろう。所々街道沿いに集落も見えるが、街を形成する程の大きさはない。何で生計を立てているのか、数軒が寄り集まっているという感じだ。

山間を抜けるように走ったり、又高原状の広々した大地へ出たりしている内に、幾つかの湖の横を通り過ぎる。良く見ると波打ち際などが白くなっている。白の縁取りをされているようだ。更に進むと、湖面が一面真っ白な、雪をかぶったような平原に出る。最初の内は何なのだろう、ここだけ真っ白な平地があって、その周辺は黒々とした土地が起伏している・・。よくよく見るとこれは「塩湖」だ! 雪原のような大きな平面が真っ白になっている。凄い量の塩に違いない。後で知ったが、この辺りの塩湖から採取される塩は海外にも輸出されているそうである。

そうした山間部に点在する人家や塩湖などを走り抜け、暫らく進むと、又幾つかの建物が見えて来て、その内の一つにバスは駐車し、昼食の時間となる。今日の昼食は何だろう・・。楽しみにバスを降り、レストランに向かう。ガイドの話では、ここでは、この地方の特産、ワインとヨーグルト、それにパンが美味しいとのこと。では、ものは試しに、とワインを頂くことにした。トルコの赤ワイン。違いの分からない人間には、珍しい物は全て美味しく思えるのか、コクがあって、深みがあって、美味しいワインだった。パンもまずまず、フランスパンよりも美味しく思えた。荒野の中の1軒屋のようなレストランで昼食を済ませ、更に残り半分、コンヤまでの長い行程が続く。・・・今夜までにコンヤに着ければ良いか・・、との思いの長いバスの旅である。
 
 
 
 
パムッカレを出て約3時間、お昼時になり、街道沿いのレストランに駐車。
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先ずはトイレ、中々綺麗で、清潔だ。
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大の方は、日本の「和式トイレ」とそっくりだ。
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さて、さっぱりして、お昼にありつこう。
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ここはワインとパンが特産とのこと。
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トルコ風のナン。
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ヨーグルトも美味しかった。
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