ちゃおチャオブログ

日々の連続

台湾・高雄の4日間(12)蓮池潭「大成殿」へ。

新幹線高雄駅周辺は、今、新しいマンションなどが建てられている。
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これは家庭用ゴミの消却炉。優雅なデザインだ。
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駅前には広大な空き地がリザーブされている。行政当局がモダンな駅前市街地をプランニングしているのだろう。
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日本でも見られるような花だ。
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暫らく歩くと旧市街に出て来た。果物屋が多い。
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地下鉄「新左営」の駅を出てから「蓮池」までの行き方は分からないが、案内板とか周辺の地形等を参考にしながら、大体の方角を決め、当てずっぽうながら近づいているようだ。駅の正面には緑濃い小山があり、後で知ったことだが、この山は「半屏山」というらしい。多分、屏風を半分に切ったような形をしているのだろう。日光に「半月山」という見晴らしの良い小山があるが、何か似たようなネーミングだ。

駅前の新築マンションとか、広大な空き地を通り過ぎて行くと、前方に旧住宅地が開けて来て、道路沿いに野菜、果物店が、軒を並べている。バイクや車で通りがかりの人が車を止めては立ち寄って買い物をしている。果物で有名な通りなのかも知れない。この辺りまで来ると蓮池公園も間近いようだ。

前方に道路掲示板が出ている。先刻の新幹線駅は、「左營高鐵」というようだ。「高速鐵道」の略に違いない。「蓮池」はここでは「蓮池潭」と出ている。「潭」は元々は湖沼のある公園のような所だから、「池」も「潭」も同じような意味。戦前日本人が付けた「蓮池」という名称に、更に台湾人が上書きするように中国風の「潭」をくっつけたものだろう。

そんな風に街の風物やら、通りの名前など調べつつ歩いていると、前方に大きな池が見えて来て、その前にこれまた立派な建物がある。「大成殿」だ。50年ほど前、最初にここにやって来た時は、こんな建物はなかった。その後建設されたものだ。孔子4を祀る「大成殿」。中国本土にも同様のものはあるし、台湾の主要都市にも建立されている。孔子を崇拝することに関しては、主義主張思想には関係なく、中国人全体の精神的支柱の一つになっているのだろう。



近くに道路標識があった。成程、蓮池は「蓮池潭風景区」というのか。先刻の新幹線駅は正式には「左營高鐵站」というのだ。前方の「孔廟」から先に行って見よう。
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「蓮池潭風景区」はこんな感じの公園だ。
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蓮池にある「孔子廟」。主殿の大成殿だ。
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大成殿は孔子の生まれ故郷、曲阜に立派なものがあるし、お茶の水湯島聖堂にも同様のものがある。
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さて、大成殿に入って見よう。ここは入場無料だ。
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