去年政府がベースロード電源を公表し、原発の比重は２０数％にすると発表して以降の、当然の流れだろう。
ドイツは将来的に原発を廃止し、すべての電源を自然エネルギーに変えて行く、との国家方針を打ち出した。スイス、北欧、豪州、NZには原発はない。フィンランドでは、建設途中の原発を中止した。それが将来の流れだろ。
核廃棄物の処理に１０万年かかると言う！ この膨大な時間。果たして人類は１０万年先まで生きているのか？ １００年先はある程度想像できるが、１０００年先などもう途方もない将来だ。ましてや１万年先の人類など全く想像できない。更にその先の１万年を１０回繰り返した後に原発のゴミは漸く無害になる。
核廃棄物の有効な利用方法、無害化が出来るまで、原発は作ってはならないのだ。プルサーマルが失敗した今、再びこの核の循環を完成させない限り、原発の再稼働は許すべきでない。それが将来の人類に対する日本の責任だ。
１－６月の上半期の経常利益が約８兆円。去年同期の約５０００億円の赤字から比べると、嘘のような急回復だ。これは原油が約半額になり、輸入に関わる支払いが大幅に減少し、更に円安の結果、海外からの受取所得が過去最大の１０兆５０００億円になったことが大きい。
これからの日本は人口減少で経済活動が不活発になる。そうした時に、海外からの受取所得が増えるのは老人大国日本にとっては有難い話だ。
昨日は午後の突然の雷雨。土砂降りで、図書館からの帰り、ずぶぬれになったが、今日はそんな急変もなく、野川植物園を歩く。夏は花が少ないが、それでも、何種類かの小さな花を見つけることができた。
