ちゃおチャオブログ

日々の連続

御巣鷹慰霊登山の旅(1)佐久平・コスモス街道。

群馬との県境、荒船山の峠を越えると、直ぐにもコスモス街道が始まる。
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道路の両側には丁度今の季節、コスモスが咲き乱れている。
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観光客用にちょっとした駐車場も作られている。
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この護岸道路の前方に接待所があるようだ。
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プレハブの接待所。今コスモス祭りの最中だ。
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1985年(昭和60年)8月12日、羽田を飛び立ったJALジャンボ機は、乗客乗員524名を乗せ、大阪伊丹空港へ向け飛行中、駿河湾沖で垂直尾翼の突然の破壊で操縦不能に陥り、約30分迷走飛行の末、群馬県上野村の山中に墜落した。4名の生還者はあったものの、520名死亡と言う、航空機事故史上最大の犠牲者を出したこの事故から、今年で丁度30年になる。

犠牲者520名の中には、当時会社の同僚だった日永田さん家族も含まれていて、一度は慰霊に行かなければ、と思いつつも、時は流れ、早くも30年が経ってしまった。今年は事故から30年の節目に当たり、テレビや新聞等で大きく報道され、人生も先行き短くなった自分に取って、今しかない、との思いで、矢張り元同僚の吉垣氏を誘い、連休の初日に行くことにした。

御巣鷹山は群馬長野県境の交通不便な山中にあり、車での利用が不可欠な場所にあり、今回の一泊二日の慰霊登山に際しては、運転役を稲田さんにお願いした。朝7時、稲田さんの迎えの車に乗車し、自宅を出た。約2時間掛けて、大宮郊外、指扇駅前にて吉垣さんをピックアップし、一路秩父路に向かうことにした。

天気予報では今日は1日雨。との予報通りに、朝から細かい雨が降り、終日雨模様を思わせた。本来は今日慰霊登山を済ませ、明日は小諸、上田周辺を観光し、帰る予定をしていたが、この雨では登山もままならない。吉垣さんとも相談の上、急遽予定を変更し、今日は小諸のホテルに直行し、明日登山することにした。予報では明日は雨も上がる、とのことだった。

車が富岡に来た頃から雨も上がり、晴れ間も見え始めたが、今から又行先を変更し、上野村に向かうのは困難だ。そのまま富岡街道を走り続け、荒船山の裾を回って、佐久へ抜けることにした。途中、富岡市内では、吉垣さんが現役社員時代、仕事でこの辺りに良く来ていて、いつも昼食は朝鮮飯店で食べていたことを思い出し、街道筋にあった朝鮮飯店に入り、焼き肉ランチを食べることにした。群馬は食肉の産地、久し振りの網焼きを美味しく頂いた。

荒船の峠を越えると、もうそこは佐久平。直ぐにもコスモス街道が始まり、道路の両側に丁度今が盛りのコスモスが咲き乱れている。その街道の中央付近に駐車場も作られていて、このコスモスを見に来た客なのか、通行中のドライバーなのか、何台かの車も止まっている。我々も車を止めて小休止。コスモスを眺めることにした。

丁度目の前に千曲川の支流というか源流と言うか、川が流れていて、その護岸にも沢山のコスモスが咲いている。この辺は、全くコスモスの里のような感だ。護岸道路の中央付近に臨時のプレハブがあって、今、佐久市主催のコスモス祭りが開かれていると言う。プレハブに立ち寄ると、花見客へのお茶とカボチャ、漬物の接待。清州漬を味わった。暫らく休み、目の保養をし、今晩の宿泊先である隣町のホテル「小諸グランドキャッスル」に一路車を走らせた。



接待所の人々。寄り集まって、楽しそうにしている。
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当方もお茶とカボチャ、漬物のお接待に預かった。
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千曲川の源流。この川は信濃川に合流し、日本一長い川となる。
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個人の住宅の庭先にもコスモスが植えられている。
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さて、コスモス街道を抜けて一路小諸に向かう。
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