１１．２０．（金・晴れ）北の湖急死。日馬富士渾身。夜ワイン。

北の湖が癌を患っていたとは知らなかったが、療養中にも拘わらず、九州場所、毎日役員室で観戦していたようだ。先日の白鳳の猫だましに関しても、横綱がこういう手を使うべきではない、と苦言を呈していたそうだ。

その北の湖の容体が急変し、救急車で福岡市内の病院へ運ばれたが、多臓器不全であっけなく逝ってしまった。６２歳。

数年前、元理事長、放駒、こと、大関魁傑だが、彼も又５０代で急死した。２年前、竜虎が掛川の神社で急死したが、それでも彼は７３歳だった。

相撲取りは身体を酷使する。後年になって、いろいろと後遺症が出たり、早世したりする。宿命かも知れないが、かなり残酷なスポーツだ。

そう言えば、先日、ニュージーランドのラグビーの英雄も僅か４０そこそこで亡くなった。ガンとは言え、生前の身体の酷使の結果かも知れない。

何とか上手に長生きできないものか・・。

理事長の死があったからと言って、大相撲を臨時休業する訳にはいかない。１３日目の横綱決戦、日馬富士が必死の勢いで、白鳳を押し出し、１敗同士で並んだ。今場所も結局モンゴル人同士の優勝争いになり、日本力士は中盤から脱落して行ったが、今日の日馬富士、白鳳のような必死の、渾身の戦いは日本人力士にはできないものか・・。

昨日がボジョレヌーボーの解禁日。この日、日本が世界で一番ボジョレを輸入してらしい。当方もあやかって、フランスワインではないが、南アのワインを飲む。Ｈｉｄｄｄｅｎ　Ｒｉｖｅｒ　のＣａｐｅ　Ｒｅｄ．値段の割には中々行ける赤ワインだ。

お酒も濁り酒から燗酒の季節に移り替わった。ワインも酒も、同時期とは面白い。