大相撲が始まって早くも2週間になる。残り4日間。強すぎる白鳳、全勝で突っ走ているが、又々賜杯は彼の手に。勝ちすぎるのも面白くない。昨日は横綱１０００場所目。年間９０場所、１０年で９００場所だから、もう１０年以上綱を張っている。幾ら日本国籍を取ったとは言え、出生はモンゴル。熱狂的な日本人フアンはいないだろう。時々負けて、他の力士にも賜杯を渡す位の愛嬌がないと・・。白鳳が撒ければ土俵が沸いて、大拍手。勿論勝った相手の力士に対してだが。観客は白鳳が負けるを待っている。
いつもの半分の観客しか入らない国技館。それでも先月までの無観客相撲よりは余程か賑わいが戻ってきている。そんな中で、同じモンゴル力士、照ノ富士が毎日土俵を沸かしている。一時は東大関の座で、次は横綱かと思われたが、悲運に襲われた。大怪我し連続の休場で、大関が番付の最下位、序の口まで落ちて、そこから再起を期して駆け上ってきた。先場所まで１０両連続優勝で、今場所は幕内で相撲を取っている。今日までの処、１０勝一敗で、優勝戦線、白鳳を追っている。照ノ富士が勝つと城内は大歓声と拍手。彼の精神力、頑張りを応援しているのだ。彼の弁、親方がいたからここまで来れた。親方の言葉に従って相撲を辞めずに良かった。感謝していると。良い力士だ。モンゴル人だが、日本人の心を持っている。体格も良いし、心も綺麗だ。見事な横綱になるに違いない。頑張れ、照ノ富士。
このブログをＵｐした直後の大相撲最後の一番、大番くる合わせ！ 白鳳敗れたり！大栄翔、大金星！
