日銀総裁、黒田は嘘つきだ。二日前の国会答弁で、野党議員の質問に対し、彼は「マイナス金利は毛頭考えていない」と答えていたが、その僅か二日後に、全く意表を突く形で、マイナス金利を導入した。日銀は国家の中央銀行として、常に王道を歩まなければならない。奇であってはならい。奇策などは必要ない。中央銀行総裁は嘘をついてはならないのだ。
二日前の答弁で、「インフレ２％達成の為にあらゆる手段を講ずる。」と答えていたのだから、その時、何故、「マイナス金利も含め、あらゆる」と答えなかったのか・・。
今回のマイナス金利導入で、市場は好感し、湧いてはいるが、日銀は市場の為にあるのではなく、国民の財産を守る為、国民生活を守る為にあるのであって、国民に対し、如何なる事情があるにせよ、「ウソを付いたらアカン」のだ。信用を第一とする金融中枢のトップが、自らその信用を毀損するのは嘆かわしい。
当方個人とすれば、株価が上がり、その分資産が増えるのだから、個人的にはプラスに作用するが、国民の一人としては、その個人の利得を越えて、この様な嘘つき総裁を頭に抱く国民として、対外的には情けないし恥ずかしいし、嘆かわしい。日本の二流政治屋同様の二流金融屋と思われるのが、嘆かわしいのだ。
ＥＣＢに続く日銀のマイナス金利導入で、上海以外の各国市場は大幅高、市場は好感し、ＮＹダウなども２．５％、約４００ドルも上げて、再び円トレードの活発化が予想される。従って、黒田は何も嘘をついてまでしてマイナス金利導入に走ることもなく、粛々と日銀の政策として実行して行けば良い事だった。日銀総裁として、後々まで嘘つき総裁と揶揄され、後々まで拭いきれない汚点を作った。
夜１１時半からのドーハ、サッカーアジア大会の決勝戦、対韓国戦が始まる。日韓共に時差がないので、何故もっと早い時間帯にスタートしないのか、大いなる不満を持つが、元々決勝戦、日韓が最終戦に残るかどうかは事前には分からず、仮に中東諸国が残ったなら、この時間帯が彼等にとっては最適だったのだろう。
しかし目に付くのは日本企業の広告オンパレード、唯一韓国のサムスンとアラビア文字の１社がある位で、先日の全豪オープン、メルボルン球場とは対照的だ。向こうは韓国企業オンパレードで、日本の会社名は殆ど目に付かず、特に、ＫＩＡの広告が目立っていた。起亜グループ、何を作っている会社だった？？
試合の方は前半守備ミスで１点奪われ、後半開始直後に更に追加され、２－０、ああ、今回も又韓国にやられたか！と落胆しつつ見ていたが、何と、２６分、浅野が１点返し、更にその１分後、追加点で同点！ 日本に期待が持てる戦いぶりだ。更に３６分、浅野が２点目を入れて３－２の逆転！ 漸く、宿敵韓国を下し、アジア１の栄冠を得ることができた。見事な戦いぶりだった。Ｙｏｕｎｇ Ｓａｍｕｒａｉ！
