ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.19(火・晴れ)日本は中進国に。

 

世界の市場の中で、日本円が売り込まれている。昨日はとうとう140円まで下がった。米国始め、主要先進国はマイナス金利を止めて、利上げに進んでいる。日銀黒田のみ相変わらずマイナス金利で、ビタ一文金利を上げようとしない。未だにマイナス金利を続けてるのは日本だけだ。それを見透かして海外のハゲタカが日本売りに押し寄せてきている。20年前、ハゲタカがイギリスポンドを襲って、売りたたき、莫大な利益を得たように、今は日本がその餌食になっている。

単に為替レートで、日銀が損をするだけなら、いつかはその損は取り戻せるかも知れないが、ハゲタカが更に輪を掛けて円の攻撃に向かって、円がその価値を保てなくなり、1ドル200円、300円になったら日本経済は破綻だ。国民は政府借金1000兆円を肩代わり、負担しなければならなくなる。赤ちゃんまで入れて、国民一人当たり800万円の負担。一人当たり平均800万円をドブに捨てることになる。1000万円貯金している人は、辛うじて200万円が助かる。

 

勿論その時は政府は今のような予算は組めないから、年金カット、国保破綻、インフラ崩壊、浮浪者が街にあふれ、犯罪天国になる。10年前、一人当たりGDPは世界で14位だったが、去年は29位。その時の円レートは120円。今円レートが140円、今年は50位位に下がるだろう。

 

今日の円140円は明日の150円の一里塚であり、明後日の200円だ。国際的な円の価値は半値以下に既になっているが、これからは2割、3割の価値になる。勿論お金持ち以外には海外旅行にも行けなくなる。中進国で留まっていられれば、ラッキーだ。破綻国家として、IMFからは箸の上げ下げまでも注文される。

明後日、日銀の政策会合が行われる。安倍さん亡き後、黒田の重しも取れた筈だ。大胆な政策変更を求める。