ちゃおチャオブログ

日々の連続

春の裏高尾(4)城山の山桜。

城山手前の山桜。
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城山小屋の前の桜は八重桜だ。
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昼過ぎて、登山客も少なくなってきた。
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山頂の周辺は園地になっていて、様々な花が咲いている。
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山の桜は自然で良い。
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2年前、八王子に住む大さんを春の高尾に誘った時、彼は八王子に住んでいても、まだ裏高尾の山桜を見たことがなかった、とのことだった。そこで、城山の桜を見に行くことを提案し、4月の第2週、実行に移された。我々小金井グループは車で小仏峠下まで行って、そこから城山を目指したのだが、大さんは電車で高尾山下まで来て、薬王院参道を登って来ることになった。

当方3人は先に城山山頂まで来たが、大さんがなかなかやって来ない。携帯電話で連絡を取ろうとしても、電波が通じず、彼の現在の所在が確認できない。電話が通じないないならと、我々3人は山さんを留守番に残し、稲さんと二人で高尾に向かった。ここの山道は、高尾から一番先の陣馬までは峰伝いの一本道で、途中ではぐれることはない。だから、この1本道を真っ直ぐ高尾方面に進んで行けば、いずれかの地点で大さんとはばったり出会う筈だ。

そんな風に峰道を歩きながら、時々は携帯は携帯も通じもしたが、肝心の大さんが初めて歩くコースで、今どの辺を歩いているのか定かでない。いずれにしても高尾山頂まで行けば会える筈だからと、どんどん向かって行ったら、丁度先刻通ったもみじ台の下の所で大さんと会うことができた。・・又、このもみじ台のかなり長い坂を上り返さなければならないのか、とうんざりした矢先のことだったから、随分と嬉しかった。それで今度は山さんの待つ城山まで3人で戻って行ったら、山さんが途中まで我々を追いかけてきて、一丁平まで迎えに来てくれていた。そこで4人で一丁平で花見を行うことにしたのだが、それが一昨年の花見だった。

去年の花見は山さんが都合が付かず、大さん稲さんとの3人で、高尾山頂で行うことになったのだが、この時は当方の膝の具合が芳しくなく、簡単に登れる山頂止まりにしておいた。この時の花見は実に豪華で、大さんが高級なローストビーフを持ってきてくれて、当方が持って行った安ワインには不釣り合いだったのだが、3人で実に楽しい時を過ごすことができた。折からの山頂は超満杯で、偶々三浦悟桜中将の石碑のある後ろの空き地がエアーポケットで、テーブルを占領して陽が傾くまで歓談できたが、楽しい思い出となった。

そんな風に去年、一昨年の楽しい花見を思い出しつつ城山までやってきたが、ここの隠し場所、いや隠し玉、3種類の桜と花桃が今同時に花開き、・・ああ、苦労してここまでやって来た良かった。今日のご褒美に違いない。桜を眺めながら、共に喜びを分かちあいたく大さんの携帯に電話したが、留守電になっていた。・・まあいいや、一人で山に来たのだから独りで楽しめばよいか・・。

山頂にある茶屋で一休みし、桜を眺め、来し方を思い出し、さて、次にどうするか・・。今日は久し振りに眼下に見える相模湖に下ることにした。


        < うぐいすに 背中押されて 山登る >



ああ、見事に満開している。
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山頂の反対側には花園がある。
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桜に花桃、スオウもあるか・・。
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ああ、見事な美しさだ。
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ここまで登ってきてよかった。さて、花に見送られて相模湖へ下りて行こう・・
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