ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(18)パンダ様とのご対面。

さて、これからパンダのお屋敷だ。「今日の住客」。最初のご対面。
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あ、いたいた!
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ああ、パンダ!
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パンダが笹を食べている!
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子供パンダが庭で遊んでいる。
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何匹いるんだろう・・
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竹藪や草花にデコレートされた長い遊歩道を15分程歩くと、漸くパンダ飼育コーナーの建物に着いた。ここから先が飼育コーナーになっていて、ツアー客はここで一旦トイレ休憩をした後、いよいよパンダ様のお住まいに向かう。「パンダの家」は各戸が200坪位の敷地に区切られていて、中国語では「住宿」ならぬ「住客」の表示で、この住まいの主人公を紹介している。敷地の奥に小屋があって、それはパンダの寝室になっているのだが、手前は広い遊び場になっていて、子供達がハンモックに寝そべったり、木の枝をゆっくりゆっくり登り降りしている。全体の動きがゆっくりで、時間の流れがここへ来て急に停滞したかのようだ。

パンダとは中国語で「熊猫」。大型のジャイアントパンダは「大熊猫」。見ている限り、熊にも猫にも似ていないが、どうも熊の親戚のようである。猫科なら山猫、ヒョウのように敏捷である筈だが、今のこの緩慢な動きを見ている限り、動きからすると熊に近い。柵の前には大勢の人が二重三重になって柵内のパンダを眺めている。枝から落ちたりして、歓声が上がったりする。パンダもそれを承知していて、お客さんを喜ばせようと、わざと落ちたりしている感もある。あうんの呼吸と言うか、もうお客さん慣れしているのだろう。若い人が多い。中国各地から若者がパンダを見にここ成都までやってきているのだ。中国ももう間もなく人口減少国に移行していくが、このパンダ園を見る限りでは、まだまだ若者の国だ。

こうした「住客」の囲い柵が4-5か所並んでいて、柵内ではそれぞれパンダの家族が思い思いの生活をしていて、飼育員が時々竹を運んできては餌として与え、そうするとパンダは竹を横咥えにしてむしゃむしゃ食べている。好物なのだろう、如何にも美味しそうだ。もう間もなく4月になれば、東京でもタケノコが食べられる。新筍は柔らかく栄養価も高い。人もパンダも美味しいものは知っている。囲い柵は巡回式になっていて、道順に歩いていくと、この飼育コーナーを出て、もう一度館内のお産部屋、保育部屋等の前を通り、元の場所に出た。赤ちゃんパンダは本当に子猫のような小さなものだが、僅か半年で、もう何キロもの大きな子供に成長する。不思議な動物だ。



竹が大好物。近くに豊富に竹があるから、食料には困らない。
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部屋の中でくつろいでいるパンダもいる。
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流石に木登り上手だ。
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あちこちにいる。春の陽気で気持ち良さそうだ。
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こんな間近で、これ程沢山見るのは初めてだ。
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パンダちゃん、可愛いね!
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