ちゃおチャオブログ

日々の連続

顕鏡寺の白蓮さんと石老山(3)参道までの集落の中で。

大神田家を過ぎれば直ぐにも寺の参道が始まるかと思っていたが、更に里山の民家が続く。
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嘗ての農道は、どこも整備され、こんな現代的な標識も立っている。左、顕教寺まで700m、石老山山頂までは2.5キロか・・
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ああ、民家の中には自宅兼用のこんな簡易郵便局も残っている。
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それでも山は、どんどん近づいてくる。
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あ、道路に子猫が遊びに出ている。
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最近の猫は山家育ちでも品が良い感じだ。
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長屋門まで備えている豪壮な大神田家を過ぎれば、直ぐにも参道に入るかと思いきや、まだこの先までずっとアスファルト道路が続いている。昔は鄙びた田舎道だったろうが、今は行政の至れり尽くせりで、どんな地方のどんな田舎へ行っても、隅々まで舗装が施されている。行き過ぎた贅沢なのか、これが車社会の普通のことなのかは、自分には判断できないが、アスファルト道を歩くと、何か山里へやってきた、という気持ちにはなれず、どこか街中の外れの延長線上にも思えた。がしかし、山は確実に一歩一歩、近づいてくる。

ちょっと行った先にT字路があり、そこには現代風な道路標識が立っていて、左に進むと700mで顕鏡寺、更に更に2.5キロ登って行くと石老山山頂だ。この山は過去2回来ているが、ここまで来てもまだ思い出せない。・・こんな道だったのか・・。だが、標識にはっきり出ている以上、間違いはない。後からやってきた登山グループも、当方が長屋門の皇太子、白蓮さんの壁新聞を読んでいる間に先に行って、前方の大分先の方を歩いている。自分も、山に入ればその内、山道を思い出すだろう。

と、前方に子猫が道路に飛び出してきた。車が殆ど通らない道路だから、道の真ん中で寝転がっても轢かれる心配はないだろう。と言うか、生まれてまだ間もない感じの子猫。車の危険性などには無頓着かも知れない。道路の両側にはポツン、ポツンと民家が建っていて、どこの家も新建材の現代風建物だ。昔の農家から今の勤労世帯。町役場へ行っているのか、ここから車で相模湖駅まで出て、遥かに東京まで通勤しているのか・・。道路が農道、参道から舗装道に変わり、農家が普通の民家に変わってきた。道路で寝そべる子猫もどこか都会風だ。何世代化に亘って飼いならされ、田舎のドラ猫が今や貴公子然だ。

そんな風に半分田舎っぽく、半分都会っぽい山里の集落を進んで行くと、前方に大きなリハビリ病院のような建物が見えてきた。・・ああ、ここまで来て思い出した。台地の上に立っている相模湖病院だ。病院は以前からこの場所に立っていた。この病院の前を巻いていけだ、寺の参道、兼登山口だ。



集落が終わった先に、リハビリ、高齢者病院が見えてきた。
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ああ、思い出した。この病院の前を通って、お寺に行くのだ。
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病院の駐車場の前にはお寺の石仏なども立っている。
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人家のアジサイから山の花、ホタルブクロなどに花も変わってきた。
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ここから先は、色々な山の花が咲いている。これはフジバカマか・・
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石老山には四季折々の花が満載だ。
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