今日は朝一番でリオからの朗報が飛び込んでくる。朝７時前、ＮＨＫでは体操を実況中継している。日本体操団体。予選ではミスの連続で６位に終わり、メダル受賞も難しかろうと危ぶまれていたが、そのハンデを見事に覆し、堂々の金。５人が５人とも、最高の演技をし、２位のロシア、３位の中国を大きく引き離して、アテネ以来３大会ぶりの栄誉に輝く。
ＮＨＫは通常７時から朝のニュースが始まるが、今日に関してはニュースを延期して、現地中継を放映し続ける。定時にニュースが放送されないのは、めったにないことだ。昨日は１日に２回も号外が出ると言う、珍事があったが、今日は今日でＮＨＫのニュースが３０分も遅れて放送されると言う、大珍事が起こった。それだけ日本中の関心も高く、ニュースよりもこの５人の団体金の方が価値が高いと判断したのだ。
素晴らしい若者達だ。昨日のイチローと言い、又、日本人の誇りが増えた。
続いて又柔道では大野が金。事前の予想通りだったが、皆の期待に違わず、男女柔道で初の金となる。金を目された何人かが、ちょっとした不注意で敗退し、銅に甘んじている中にあって、すべてを１本勝ち。２４歳の青年は、４年後の東京に向け、更に精進すると宣言。頼もしい限りだ。
銅でも良いが金は更に素晴らしい。４年に一度の世紀の祭典、そのトップに立てる人は４年に一人しかいない。五輪会場には魔物が住んでいると言われているが、そうしたプレッシャーを跳ね除け、見事ＧｏｌｄのＭｅｄａｌｉｓｔに輝いた青年には惜しみない声援を送りたい。
