明日の二百十日を前に、台風１０号が来襲、気象台初めての東北地方への初上陸となった。地球温暖化で、北海道に梅雨の季節が出てきたり、今年は３つも台風が上陸したりと、地球規模での気象変動が日本列島にも直撃してきている。
お陰で東京は、ちょっとした雨だけで済み、午後からは雨も上がったりする。合間を見て東センターへ。文芸春秋１０月号。石原慎太郎、「日本は白人の失敗を学べ」とエマニュエルトッドの「ＥＵ崩壊で始まる新世界秩序」を読む。
石原氏は、相変わらずの日本礼賛で、今世紀に入ってからのノーベル賞受賞者は、米国に次いで日本が２位の１５人、次に英の１０人、独仏の６人と、日本人が世界の中で、目覚ましい活躍をしていることを上げる。
ボーイング最新鋭のＢ７８７も、大半の機材は日本製で、Ｍａｄｅ Ｗｉｔｈ Ｊａｐａｎの航空機であり、米国防衛機器は、日本抜きには成り立たない。
「ヨーロッパは衰退し、ＥＵ崩壊は目前、アメリカは人種的分裂でひどくなるばかり。
トッド氏は、今回の英国のＥＵ離脱は、今まで英米が推し進めてきたグローバリゼーションの限界で、それに対する反旗、国民国家への回帰に先鞭をつけた行動で、この先の将来の新世界秩序がどういったものになるのか、予測はできないが、一つの方向性を示している」との卓見。英がＥＵを離脱するのは、ＥＵの官僚主義、ドイツに牛耳られている今の体制、ドイツ帝国からの解放を目指したものとの意見。
今回のアイルランドに本社を置くグーグルに対する課徴金、１．５兆円もの支払い命令は、グーグルが税金逃れをしたという、悪事があったにせよ、常軌を逸しているものであり、これでは、元気な経済活動が阻害されるだろう。官僚主義の良い見本だ。
ブログが困ったことになった。昨夜から今朝にかけて、新規投稿が出来ない状態が続いている。この頁は投稿でき、投稿できないのはタイ語の文字が混じっているからだろうか・・。いずれにせよ、Ｙａｈｏｏには適切な対応を求めて行かなければ・・。
