ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.20.(火・雨)台風16号。世界の難民7000万人。

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台風16号。しつこい台風だ。一旦は福建、アモイに上陸し、そのまま大陸で消えてしまうかと予想していたが、又東シナ海にUターンし、沖縄をかすめ、昨日再び九州に上陸し、今日は本土上陸だ。幸いに事前の警報が行き届いていて、道路、建物等の被害はかなり出ているが、人的被害はごく限られている。物の損害だったら、又再建すれば元に戻る。しかし、人の災難は、悲しみしか生まない。人口減少の日本で、人的被害は極力押しとどめないと・・。

安倍総理、一昨日から国連総会、首脳会議に出席の為NYへ。今日は難民首脳会議が行われ、日本は今後3年間で2800億円の資金援助を表明。他の国の円援助額は不明だが、又々日本は突出しているだろう。赤字国で、国の借金が1000兆円を超える国が、どうしてこんな多額な援助をしなければならないのか・・。もしも2800億円が日本人の貧困世帯に配られたら、どれ程感謝されるか・・。等々を考えても無意味だ。国際社会では日本はいつでも気前のよい打ち出の小槌となっている。
10数年前のイラク戦争で日本は自衛隊を送らない代わりに1兆円を拠出した。しかし誰からも、どこからも感謝されていない。日本は1兆円の国富を失うことにより、長期経済低迷に喘いできた。
今回も又日本は難民を受け入れない代わりに2800億円もの巨額な援助をする。この資金流出が日本経済にダメージを与えなければ良いが・・。
ドイツのメルケルだけは今回の首脳会議に出席しなかった。国内事情があるのだろう。しかし、ドイツの場合、多くの難民を受け入れることにより、自国の経済の賦活剤にしている。難民がドイツ経済を活性化している。日本が金を払って自国経済を壊すのとは反対に、ドイツは難民によって、自国経済をプラスにしている。
世界の難民7000万人。日本の人口の約半分が世界中に流浪している。国連は無能無力で、解決する手段もノウハウもない。これから先、世界は破滅に向かって進んで行くのか・・。


東センター、オール読物、直木賞、萩原浩、「海の見える理髪店」。老齢の床屋店主が、都内から田舎に移り住み、床屋を開業。そこへやって来た客に、自身の今日までのなりわいを語り聞かせる。面白い作品だ。去年の芥川賞「花火」とか今年の「コンビニ」よりも中身は良いと思う。
近くに図書館とか公園、散歩道があるのは、贅沢だ。


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