ちゃおチャオブログ

日々の連続

横田米軍航空祭(2)色々な出し物。

随分小さな飛行機も展示されている。一人乗り用だ。
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アメリカ人はこんなので、空中散歩でもしているのか・・。金持ちのレジャーだ。
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うん、この芝生広場では警備犬のデモをやっている。
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いやいや、随分と獰猛な犬だ。こんなのに襲われたらひとたまりもない。
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流石米軍警備兵。こんな自動小銃で警備しているのか・・
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20年前も秋の好天だった。この横田航空祭は20年前も今も、更にこの先も、米軍がここに居座っている限り、秋の今頃に行われるのだろう。先の大戦で日本が敗れ、それにとって代わって米軍がこの地に進駐して来て既に70年以上が経つ。当時は進駐軍と言い、現在も駐留部隊と言うが、半世紀以上もこの状態が続いていれば、一時的な駐留を越えて、既に実質的な占領、割譲と変わらない。しかし殆どの日本人はそれに違和感を感じないか、当然の事として受け入れている。

数年前、多少の現状変更を要求した当時の都知事石原慎太郎も、知事を辞めて国会議員になった途端、何も言わなくなった。日本の政治家は、誰が何を言ってもこの基地の機能を変えられるものではないと、悟っているのか・・。唯一変えることが出来そうなのは、次期大統領にトランプが選ばれた時位だが、トランプ大統領の実現可能性はゼロに近い。従って、この横田米軍基地の航空祭は50年後も今日と同じように秋の今頃行われ、大勢の人を集めているのだろう。但し、今と同じような太平の世が50年先、100年先も続いていることが前提ではあるが・・。

フレンドリー、という形容がぴったりの今日のYokotaだ。人も兵隊さんもFriendly。こうしてここへやって来る人は、飛行機が好きだし、米人、米軍も嫌いではない。国際政治や日本の置かれた位置など関係ない。広々とした滑走路を前方に見て、そこへ行くまでの途中の幾つかの出し物。今は芝生広場で警備犬のショーをやっている。大きなシェパードの警備犬がモデルの犯罪者、逃亡者に襲い掛かり、引き倒し、引きちぎる精悍な動きに拍手し、歓声を挙げている。基地に不法侵入し、こんな獰猛な犬に襲われたら、たまったものではない。

その先の大きな格納庫は、臨時の演芸会場、昼食会場になっている。これならにわか雨が降って来ても安心だ。今この奥多摩陣馬地区の陣場太鼓保存会のグループが勇壮な陣太鼓を叩いている。日米融和と友好。異文化の交流。70年経っても基地内は治外法権で、米国文化が支配している。本来は米軍のお祭りなのだが、親切な日本人が、駐留米国人にサービスしている。日米襟帯。米日刎頸。実に祭りは平和な時代の象徴なのだ。



ああ、前方に滑走路が見えてきた。黒い大型機も駐機している。
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ん、C130輸送機だ。大きいなあ!後で見に行こう。
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格納庫は臨時の芸能会場だ。
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ああ、陣馬の陣太鼓。賑やかで良いねえ。
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昼食会場にもなっていて、既にあちこちで宴会が始まっている。
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いやー、賑やかで明るく、日米文化の融合だ。
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