ちゃおチャオブログ

日々の連続

横田米軍航空祭(4)空自戦闘機。

この米軍の最新鋭機、機種は何だろう・・
イメージ 1



超音速でも飛べそうなシャープな機体だ。
イメージ 2



偶々人がいないのを見計らって、正面から撮影。
イメージ 3



ああ、自衛隊機だ。日の丸が見える。珍しい2座。練習機か?
イメージ 4



正面からもかっこよい!
イメージ 5



実戦部隊の戦闘機には人だかり。自衛隊員が丁寧に説明している。
イメージ 6




横田米軍基地は3000mを超える滑走路を持っている。即ち、縦横の長さが3キロを超える日本有数の長大滑走路で、先月横須賀で日本最大のヘリ空母「いずも」に乗船し、その長さ300mに近い飛行甲板を見て、小学校の運動会場よりも長い滑走路に驚いたが、この横田基地はそれよりも10倍以上も長い。もう今から半世紀以上の前、この滑走路拡幅工事に反対する学生運動と、機動隊とが滑走路先端付近の砂川町で衝突し、何人かの死傷者も出て、砂川事件、砂川闘争として今に記憶されている。

今日案内してくれた基地傍に住んでいる森さんの話では、自宅が基地の横側にあって、航空機の騒音は殆ど気にならない、とのことを話していたが、この滑走路の前後、進入路と離陸路の下に住んでいる住民は、相当な音に悩まされているとのことだった。それも当然だろう。機体だけで100トンもありそうな超大型輸送機C-130が貨物を満載して飛び立ったり、最新鋭の戦闘機がフルパワーで飛び立つ時の騒音など、経験しないと想像もできないだろう。

この広大な滑走路に並んで空自の最新鋭戦闘機が展示されている。尉官クラスの隊員、整備兵なのかパイロットなのかは不明だが、飛行機オタクの観客の質問に丁寧に答えている。多分同じような質問を多くの観客から繰り返し聞かれたのであろう、半ばうんざりした顔付であるが、納税者には丁寧だ。ネームプレートを見ると百里基地からやってきているようだ。百里鹿島灘の海に面していて、太平洋上の訓練空域も十分に確保でき、この少尉か中尉か、普段は青空の元で思いっきりスロットルを開いているだろうが、今日の航空祭、素人マニア相手に、どうもご苦労さん。

三菱各務原からスタートした日本の航空産業、一時は名機ゼロ戦なども製造し、世界をリードする航空大国になったが、戦争に敗れ、製造は禁止され、戦後漸くターボプロップのYS-11を生んだが、その製造も間も無くで中止され、現在産業界の渇望の元、三菱MRJの初飛行にこぎつけたが、幾つかの手違いも生じ、その前途は多難だ。が、民需では戦後70年経って、漸く本格生産に乗り出しつつあるが、軍需に於いては、米英仏には全く足元にも及ばない。この滑走路にズラっと並んでいる最新鋭ジェット戦闘機はすべてが米国製だ。1機100億を超える。100億あればどれ程の民政に生かされるか。今や防衛予算は厚労省に次ぐ巨大なものになっている。がしかし、半分が借金漬けの国家予算、年々増大し既に80兆円を超えているので、国防予算はそれでもまだ10%ルールの枠内に収まっている。目の前の最新鋭の戦闘機を眺めつつ、税金の在り方、今後の日本の国防の在り方、等等考えた。



こんなのが、Dog Fightしたら、凄いだろうなあ!
イメージ 7



ああ、まだ前方には沢山の自衛隊機が展示されている。
イメージ 8



これは自衛隊の輸送機か??
イメージ 9



中を見せてくれるようだ。
イメージ 10



空自も実に大きな輸送機を持っている。
イメージ 11



映画の世界で見るような迫真の機体だ。
イメージ 12