ちゃおチャオブログ

日々の連続

薩摩・大隅500キロの旅(6)鹿児島空港着。

飛行時間、1時間15分、鹿児島空港に着陸した。
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15年ぶりの空港だ。
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ああ、正面に高千穂が見える。この光景だけは何年経っても忘れない。
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ああ、韓国岳も正面に見える。雪を抱き、高い山だ。
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今日の搭乗機、B767・300.
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羽田を出て1時間10数分。日本列島の海岸線を沿うように南下し、横浜ー大山ー富士山ー三河ー伊勢ー熊野ー高知ー宇和ー大分と殆ど真横に飛んで、最後に高千穂の霊峰を拝み、機は漸く目的の空港に到着した。1時間余りの楽しい空の旅だった。この空港へ来るのは15-6年ぶり。日本百名山の登頂を目指し、最初に九州の峰を制覇しようと、この空港にやってきて、開聞岳から登り始めた。その時以来なのだが、空港ビルの思い出はそれ程残っていないが、正面に見える高千穂は以前の通りで、均整の取れた端正な佇まいをしている。神話の世界で、日本の国創りの神が最初にこの峰に降臨したというのは、この峰の形を見ていれば直ぐにも納得できるものだった。

今日の旅行はリュック一つ。預け物の荷物はないので、バゲージクレームはそのまま通過しロビーに出る。全く記憶がない。15年の間に空港ビルは建て直しされたのかも知れない。この15-20年間で、各地の地方空港はどこも大きく綺麗に整備されている。鹿児島も同様のリニューアルをしているのか・・。取り敢えずはリムジーンバスに乗って鹿児島中央駅まで出ることにした。九州新幹線が全面開業してから何年になるのか、この町も新幹線開業とともに大きく変わり、従来の鹿児島駅地盤沈下し、代わりに新幹線の鹿児島中央駅が交通の中心として位置づけられてきた。殆どの交通機関はこの中央駅を起点とするようにあってきた。

バスに乗ってから中央駅までは約1時間、飛行時間と殆ど変わらない所要時間だが、空の上と地上ではやむを得ないことだ。地上では事故や渋滞の時間の遅れもある。以前来た時は高速道はなかったかと思うが、空港取り付け道路の役割として、又都城とを結ぶ地方幹線道路として整備されているのだろう。着陸直前に飛行機の中から見えた高速道は、これかも知れない。

道路の周辺には茶畑が広がっている。霧島茶だ。今では知覧茶のほうが有名になっているが、それ以前はこちら霧島の方が有名だった。シラス台地で水はけもよく、高原状の日当たりの良い傾斜地。お茶の栽培には3拍子が揃っている感じだ。朝早かったのか、そんな茶畑を見ている内に、うつらうつらしてきた。今日1日また動き回らなければならない。休めるときに休んでおこう。



空港ビルからは韓国と高千穂が二つ同時に見えている。
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預け荷物はないので、そのままロビーに出ていく。
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空港ビル前の駐車場、バス乗り場。
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鹿児島中央駅行のリムジーンバス乗車券売り場。片道1250円。
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空港から途中高速道を通り、何か所かバス停に停車し1時間弱、鹿児島中央駅に到着した。
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