ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.16.(月・晴れ)寒波襲来、全豪錦織。城野隆「風狂の空」。

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昨日、一昨日辺りから寒波襲来。日本中が冷え切っている。東京では雪は降らないが、各地で積雪。青森八甲田山、酸ケ湯温泉では2mを越える積雪。懐かしい温泉場の風景がTVに映し出される。
日本の寒波とは反対に、南半球、豪州では真夏の陽気。35度を超す炎天下の中、全豪オープンが行われている。NHKではニュースも省き、9時からの実況中継。
錦織、ランキング45位の下位、ロシアのクヅネに苦戦する。第1ゲームを落とし、2.3と挽回したものの、4ゲームも落とし、最終ゲームにもつれる。炎天下の下、大汗をかいての戦い。最終ゲームを漸く勝って、初戦突破。今年も厳しい戦いが始まった。
日本人初の4大タイトルの一つでも取ってもらいたいものだが・・。前途多難か・・。

城野隆の「風狂の空」を読む。源内との関連で、秋田藩士、絵師の小田野直武を中心に書いてある。天才絵師、とのタイトル。源内に連れられて25歳で江戸へ出てきて。阿蘭陀画の遠近法を学び、解体新書の附図を描いた。秋田蘭画の元を作ったが、源内事件に関連し、30歳の若さで切腹させられた。源内同様、生きていれば、日本の画壇にすごい功績を遺したと思われるが、残念だ。
作者の城野氏、この本で初めて知ったが、優れた書き手だ。自分より2歳年下だから、68歳になるのか・・。2005年に「一枚摺屋」で松本清張賞をもらっているが、まだ芥川、直木賞はもらっていない。いずれどちらかの賞をもらえると思うが、この年までに受賞shていないのは、不審だ。そう言えば、村上も受賞していなかった。芥川、直木の受賞と作者の力量とは別物かも知れない。
次にその「一枚摺屋」を読んでみよう。


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