那須高原スキー場で、冬山訓練をしていた高校生が雪崩に巻き込まれ先生一人を含む合計８人が遭難し、死亡した。群馬県内７高の高校生と先生の合計６２人が訓練に参加していたが、雪崩警報が出ていて、雪山登山は中止し、雪中行軍の訓練に参加していた生徒４０人と教師８人の合計４８人が雪中歩行をしていた処、突然表層雪崩が発生し、先頭を歩いていた大田原高校１年生、２年生を巻き込み、７人が圧死した。
高校に入ったばかりのまだ１６歳と１７歳。引率の先生もまだ２９歳。自然の猛威が又若い命を奪い去って行った。
２－３日前から３月下旬にしては急に寒くなって、又冬に舞い戻った感じもしていたが、山間は更に厳しく、かなりの雪も降ったようだ。今回の引率先生は県内でもトップクラスのリーダーだったとのこと。悪天候の中、無理はなかつたか・・。
２０数年前、漁業演習に出ていた水産高校生が突然浮上した米軍潜水艦に衝突され、多数の高校生が犠牲になったが、今回も又前途多き高校生がまだ２０歳前の若さで亡くなった。親の気持ち、本人の無念。やむを得ない事故だったのか・・。
安売り旅行会社のテルミークラブが倒産。急な倒産で、旅行代金を支払った人には、殆ど返金されない。不動産や銀行倒産では一定の金額が保障される制度があるが、旅行業界も必要だ。楽しみにしていた旅行が行けなくなる位なら諦めも付くが、払い込んだ旅行代金も１割程度しか戻らないとしたら、余りにも無残だ。
自分も過去２－３回この会社を利用しているが、実際、安く旅行出来て、重宝していた。今日の山田女性社長の会見では、新聞等の広告、ＰＲ媒体に費用が掛かりすぎ、支払い切れなくなったようだ。そういえば、良く新聞で広告を見ていた。
那須の雪中行軍同様、この会社にしても、、無理な経営方針はなかったのか・・。
今はネット時代。ネットを利用しての安上がりなＰＲ方法は無かったのか・・。女性社長はまだ６０歳で、それ程の年ではないのだが、ネットの活用法には思い至らなかったのか・・。新聞と言う媒体に舵を切り、一旦動き出した方向性は、途中での軌道修正も出来ず、広告代が本体を食いつぶしてしまった。
