ちゃおチャオブログ

日々の連続

薩摩・大隅の旅(20)錦江湾を渡る。

鹿児島新港は市の南側にできた新しい港だ。
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錦江湾を横断して大隅半島の垂水へはここ鴨池港からフェリーが出ている。
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鹿児島の新しい町並みで、県庁その他、行政機関が集まっている。
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冬の太陽が錦江湾上に上がってきている。
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湾の向こうには桜島が間近に控えている。
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チェーンを巻き上げ、フェリーは垂水に向かって出航した。
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今日は日本列島の最南端、大隅半島佐多岬まで行く積もりで朝一番に朝食を済ませ、九州に強い「スカイ」レンタカーの事務所が開くのを待つようしてホンダの軽N-Boxを借りて、垂水フェリー乗り場へ向かった。陸路を行くか、錦江湾を横断して垂水に出るか迷ったが、事務所の人に聞くと、フェリーの方が遥かに早く、便利とのこと。そこで鹿児島港の道順を教えてもらい、県庁近くのフェリー乗り場にやってきた。

フェリーは内航航路の割にはかなりの大型で、トラック自家用合わせて100台以上は積載できそうで、指宿の砂風呂で有名な岩崎観光が運営している。Naviがついてはいるが、道に迷ったりして、港に着いた時は丁度乗船が開始された直後で、当方も並んで進む車の最後尾についてフェリーに乗船した。レンタカーではあるが、乗用車を運転してフェリーに乗ったのは何年振りだろう・・。余りにも古い事で直ぐには思い出せない。いや、ちょっと待てよ、あれは何年か前に熊野三山、大台ケ原を登った帰り、志摩から伊良湖へ渡った時の伊勢湾フェリーに乗船した時だからもう4-5年にはなるか・・。

フェリーはガラガラガラという、乗船用の鉄板を引き上げるチェーンの音とともに離岸し、ゆっくり錦江湾を進んでいく。鹿児島市街地がどんどん遠のき、前方に見えていた桜島がどんどん近づいてくる。湾の中ほどまで来ると、鹿児島を含む陸地全体と、その後方の峰々も燃えてくる。霞がかかっているようで、はっきりとは見えないが、高千穂の峰は秀麗だからすぐに目につく。それとひときわ高い、頭一つ飛び出た開聞岳が海岸線近くの山並みを抑え込むようにして、立っている。

内航だから行きかう船や貨物船、フェリーなども多い。奄美大島、トカラ群島等々、鹿児島は沢山の離島を持っているので、往来する客船も多いのだ。沖縄の竹富町役場が竹富島ではなく、石垣市内に置いてあるように、10の離島からなっている十島村役場も吐?喇の島の中ではなく、鹿児島市内に設置してある。石垣港や鹿児島港がそれぞれの離島へのハブ機能となっているのだから、その方が利便性が高いのだ。そんな風に行き交うフェリーや周辺の山並みを見ている内に、1時間も掛からずに垂水港が見えてきた。



鹿児島市街地がどんどん離れていく。
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港の奥の方角には開聞岳も見えている。
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桜島も正面に見える。
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奥深い錦江湾。行き交う船も多い。奥に開聞岳がひときわ高くそびえている。
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大きなフェリーだ。どこへ向かっているのだろう・・
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大きな船が何艘も走っている。
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海洋国日本。壮観だ。
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