ちゃおチャオブログ

日々の連続

日の出・御岳縦走15キロ(3)御岳神社前で。

日の出から御岳に向かう山道の横には、今を盛りにギボシが咲いている。
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2時過ぎたが、漸く御岳神社前の土産店街に到着した。
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この石段を登って上の神社まで行く元気はない。ここで遥拝だけにしておこう。
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ああ、お清めには、犬用のものも置いてある。
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連休で普段よりも沢山の参詣者が来ているようだ。右手の斜面にはレンゲショウマの花が見えない。
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日の出と御岳の高さはほぼ同じくらいで、ここから先御岳まではほぼ平坦に近い山道で、時間はそれ程かからないだろう。今が1時半、2時までに着ければ順調なペース配分だ。日の出ー御岳間は流石にこの山の銀座通り。追い抜かれたり、これから登って来る登山者の数多くと行き違う。御岳には宿坊が数多くあり、連休の今日、宿坊に泊まる客も多いのだろう、軽装で参道を歩いている男女もみられる。銀座通りを行き来する銀ブラの感覚だ。麓の滝本からはケーブルカーで登れ、老若男女誰でも簡単に来られ、御岳神社前はちょっとした寺社町になっている。

2時過ぎ、御岳に到着。昨日のキムチさんから素朴な質問があったが、関東地方に住まない遠方の人には、この「御岳」と「御嶽」の違い、区別は良く付かないかも知れない。ここは「みたけ」で、「御嶽」は長野の木曽にあり「おんたけ」と呼ばれる。この両方の山上には由緒ある立派な神社があって、更に混乱するが、山の高さは大違いで、木曽の「御嶽山」は日本100名山にも名前を連ねる2500mを越える高い山で、数年前の突然の噴火で多くの犠牲者を出したが、ここ「御岳山」は900mを少し超える程度の山で、本格登山とハイキングの山程の違いがある。

連休のさ中で神社前の土産店街はいつもよりは人通りも多く、店屋も賑わっているようだ。商店通りを横切り神社の山門前まで行くが、今日は時間もなく、足の疲れもあって、ここから更に100m近くの高度差の石段を登る気力はない。山門の横の斜面を見ると、ここに自生しているレンゲショウマの花も見えない。・・もう咲き終わったのか・・。

以前2-3回行ったこともある商店通りの土産店駒鳥屋に行って店の人に聞いてみると、レンゲショウマの開花はこれからで、8月に入ってから、と言われる。・・ああ、そうだったか・・8月だったか・・。この店には関東では珍しい黄レンゲショウマが咲いていて、時々テレビにも放映される。この丸顔のお上さんも時々テレビに顔が出たりする。来月黄レンゲショウマを見るために徳島剣山へ出かけるYakaさんに早速伝えてやらなければ・・。

時間は既に2時半になっているが、鳩ノ巣へ行けないこともない。標識には距離は出ていないが、鳩ノ巣駅まで2時間半と書いてある。標準よりは多少遅れても6時までには行けるだろう。これから一人、登山者の全く絶えた鳩ノ巣渓谷に向かって、山道を下って行った。



商店街の駒鳥屋に行って聞いてみよう。
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駒鳥屋の若女将に聞いてみたら、黄レンゲショウマは来月になるとのこと。・・とすると、8月にはもう一度来る必要があるのか・・
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全く登山者の絶えた鳩ノ巣渓谷を2時間かけて大楢峠まで下る。ここまで来れば後は1時間もかからないだろう。
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時間は5時過ぎ、ぎりぎり日没には間に合うだろう。
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さて、最後の頑張り、鳩ノ巣駅に向かって下山。クマに注意の標識が気になるが・・
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