ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(104)メスキータ大聖堂の至宝。

再びメスキータ大聖堂に入り、駆け足で回ることにした。
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沢山の美術品、芸術品に目を奪われるが、ゆっくり見ている時間もない。
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細密な彫刻品に人々は見とれている。
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ああ、祭壇だ。豪華なものだ。
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ここだけで1冊の写真集、美術書ができそうだ。
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ローマ時代の遺跡も一緒に展示されている。
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この大聖堂に関係する高僧の石棺だ。大理石で彫ってある。
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どこを見ても華麗な芸術品が目に飛び込んで来る。
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セビリアミナレット、名前が変わってヒラルダの塔となっているが、その塔の上には大鐘がぶら下がっていて、下からは登れなかった。ポルトにも街中に同じような時計塔があって、そこは登ることが出来たが、その時は既に夕方近くで、自分も歩き疲れていて、登るのを止めたが、ここコルドバの元ミナレットは、それ程高い塔でもなく、又2ユーロ程の入場料を支払えば自由に登れたので、先刻一番上まで登ってみた。塔の上からは直ぐ近くにローマ橋と凱旋門、それに広々としたアンダルシアの平原と、それを取り河港む様に地平線のかなたに山脈も見えた。

その元ミナレットから降りて、再びメスキータの大聖堂に入ることにした。聖堂内は余りにも広く、見る物も沢山あって、一時中座する形で中庭に出て、この塔に登ったのだが、再び薄暗い穴倉のような大聖堂に入る。兎も角、駆け足で見て回らない限り、とても回り切れるものではない。写真撮影は自由だから、一旦は立ち止まり、カメラを出して写真を撮って、先に進む。彫刻や装飾の評価は後回しだ。写真さえ撮っておけば、後々の記録にはなるだろう。

そうこれからは余分な説明は必要ない。Itsepa,その物自体が語ってくれるだろう。ここは直ぐ隣にあるグラナダアルハンブラ宮殿程の華美はないかも知れないが、時のイスラム王がこの地を追われ、アルハンブラにこの半島での最後の足掛かり、王宮を建築したのだから、いろいろと共通する部分もあるだろう。細部にわたる細密彫刻などはイスラム芸術を最も色濃く残しているものに違いない。



ああ、この天井、イスラミックだ!
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イスラムの細密技法で彫られている。
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実に丹念な仕事だ。
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ここは中世芸術品の宝庫だ。
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全く広い空間で、イスラム王も途方もない大きな建物を作ったのだ。
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大変な美術館でもある。
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漸く出口が見えてきた。
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大聖堂を出る前に記念の写真を1枚撮っておこう。
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