ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.27.(火晴れ)インドクリスタル。浅間ウオーク。飲み過ぎ。

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篠田節子は聞いたことの無かった作家だったが、現在61歳、97年に直木賞、09年に柴田錬三郎賞、11年に門下大臣賞をもらっている意外と知られていない実力者だ。尤も、知らなかったのは自分だけかも知れないが・・。
このインドクリスタルはインド算出の水晶のことで、甲府の水晶加工の社長を主人公にして、インドの田舎、部族社会、不可思議な能力を持った女性との接点を軸に、なかなか面白い本だ。元々は「小説・野生時代」に2年間にわたって連載されたものを1本にまとめたもので、総合計540頁は、読み終えるのはかなりの努力がいて、読書量の落ちてきた自分には休み休み、飛ばし飛ばし読んで、2週間もかかってしまった。
女性の作家なのに主人公の男の社長になりきっている書きかたは見事だが、彼女が学芸大学を出て、10年ほど八王子市役所に勤務した後、物書きになりたい気持ちは抑えがたく、市役所を辞め、小説教室に入って腕を磨き、見事直木賞作家になったのはたいしたものだ。
それ程名前の売れている作家とは思えないが、今後も活躍を期待する。


東証大幅高で気分よく、久しぶりに浅間を歩く。裏表、何コースかを歩き、気持ち良い汗をかく。久しぶりにビールから初め、ワイン、ウイスキーと酒量を超えてしまった。金曜日飲み過ぎたが、中⒉日開けているので、問題ないだろう。


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