ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.17.(日・晴れ)アイスランドの奇跡。

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アイスランドがイギリスの北、北極圏に浮かぶ小さな群島で、首都がレイキャビック、日本と同じように温泉は各地に出るとしても、1年の内、半分以上は雪に閉ざされた小国だ。人口が40万人に満たないから、八王子よりも小さな国だ。そのアイスランドが競合ひしめく欧州代表として、W杯、ロシア大会に初出場するというのは大いなる驚きだったが、今日の試合、優勝候補のアルゼンチンと堂々の勝負をし、1-1の引き分けで試合を終えたのは、驚嘆を越えて、もろ手の称賛に値する。
フランスにしてもどこか他の欧州国にしても、選手の中に肌の黒い選手がいても、それがフランス国籍と言われれば、成程、と思うだけだが、このアイスランドチームはすべて真っ白の白人。太陽光線が弱い国だから、その肌の色が猶更白く見える。素晴らしいのはゴールキーパーの反応で、幾つものナイスセーブ、さしものメッシも蹴り上げたボールがことごとく跳ね返される。この同点引き分けの最大の功労者はゴールキーパーにあり、日本にも彼のようなキーパーがいれば、相当上の線まで登れるはずなのだが・・。
人口30数万のアイスランドが、何故これ程までに強くなったのか。それはサッカーを準国技として青少年に奨励し、コーチ陣も充実させ、冬でも練習できる室内競技場を沢山作り、青少年も又、サッカーを自己研鑽、人間形成の一助として位置づけ、練習に励んでいる、とのことである。
人口1億2000万の国日本が、人口40万のアイスランドに負ける。何故こうなるのか、西野監督初め、JFAの指導者は、方法論を良く考え、必要ならアイスランドに乞う必要があるかも知れない。

夜埼玉より帰る。入院が長引いている。


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