ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(184)人工島フードコート内のUDON店。

波静かな広々としたバルセロナ湾だ。
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湾の前方が半島のようになっていて、外海からの波浪を防いでいる。
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2階はフードセンターになっていて、そのほぼ中央部に大きなうどん店があった。
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時間が早くまだオープン前だが、大きくて、綺麗な店だ。
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美味しそうなメニューが写真付きで出ている。
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自分は国粋主義者ではないが、日本好きで日本びいきだ。一般の日本人が持っている国を愛する気持ちは、自分も同様に持っている。だから外国を旅行していて、ひょんな機会に、「日本」と遭遇すると嬉しくなる。昨日のパンプローナからのバスに乗り合わせたナバラ人、ガルシアからの思いがけない日本語の挨拶や、リスボンでの喫茶店ポルトでの小物店、など等、身近に日本を感じると、それだけで旅行が楽しく思えてくる。

このバルセロナ港に浮かぶ人工島に渡り、正面のエスカレーターを上る途中に、その安全手すりの帯に「UDON」との店のPR広告を見て、えー、こんな場所にも日本のうどん店が! と驚くと同時に強い関心を持った。一体、どんな店だろう、経営はうまく行っているだろうか・・、「UDON」と書いてあるが、その実スパッゲッティのようなまがい物ではないだろうか・・、等々興味は尽きない。2階に上がり、先ずはテラスから湾内を眺め、再びビル内に入り、その「UDON」店を見に行く。

店は時間的にまだオープン前で、従業員は誰もいなかったが、大きくて綺麗な店だ。入り口の看板など見ていると、結構繁盛しているような感じである。見た限りでは経営が日本人なのか、中国・韓国人なのか、或いは地元のスペイン人なのかは分からないが、表のメニューを見る限り、焼きそば、焼うどん、鳥南蛮、てんぷらソバなど、日本的なメニューだ。野菜焼きそばが約8ユーロ、1000円、ビーフ焼きソバが約10ユーロ、1300円は、食事代の高いスペインではまあ妥当な値段か。スペインのお客さんに日本を大いにPRして下さい。

フレンジのように2階を縁取りしているテラスからバルセロナ湾を眺める。結構広い巾着型の内海になっている。先端の半島のような砂洲が外洋からの波浪を防いでくれるようだ。この湾内に更にこの人工島を作って、二重の内海にしてヨットハーバーを作っている。自分も日本の各地の港湾を見てきたが、この湾はどこに比肩でるだろうか・・。東京湾は大きすぎ、横浜、神戸は湾にはなっていない。敢えて言うなら気仙沼とか大船渡の巾着湾。沖縄では見ることもあるが、日本では珍しい双胴船のカタマラン。優雅に湾内に浮かんでいるが、如何にもヨーロッパ的だ。一渡り湾を眺め、人工島から戻ることにした。



いろいろと日本的なメニューが出ている。スペインでは比較的安めだ。
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こうした日本的な料理、スペイン人にも好評だろう。
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湾内には双胴船、カタマランが浮かんでいる。
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ああ、あの高層ビルは、確か10日前、ガウディ公園の丘の上から見た記憶がある。
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ヨットの帆柱が林立している。リッチな光景だ。
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