ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.3.(火・晴れ)未明の対決、奇跡は起こらず。浅間の山百合。

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一昨日のロシアースペイン戦、世界ランクが日本よりも下のロシアが優勝候補のスペインを延長戦の末、PKでスペインを破り、奇跡の勝利を勝ち得たが、今日の未明の対ベルギー戦、サムライJが勝てない訳ではない。そんな強い気持ちでサムライはベルギーに向かい、前半戦を0-0で折り返した。後半が始まって直後、原口の見事なシュート、待望の先取点を上げる。その直後、立て続けに今度は乾のシュートで2点目を連取。これで日本は楽勝と思われた。残り30分、守り抜けば初の8強だ。
だが、西野監督は先日のポーランド戦で取ったような戦術は取らなかった。守りよりか攻めを優先し、更なる加点を追求した。2-0で圧倒的に優勢だった時点で、守りを主にし、時にカウンターで狙って行けば、或いは8強に進めたかも知れない。だが、前のめりに攻撃に主体を置き、守りがやや薄れ、逆転、敗退してしまった。グループリーグ戦では、見事に当たった西野采配は、最後の場面で裏目に出てしまった。
いろいろとサムライに取っての不運な面はある。後半投入した本田、前のセネガル戦には交代直後の見事な1点で、同点に持って行ったが、今回も直後のシュート、バーを叩き、入らなかった。更に2-2時点でのFK、シュートがもう少し上か、左に行ったら、さしもの名手、相手GPも阻止できなかっただろう。名人本田にして、少し甘いコースだった。この時点で追加点が得られていれば、或いは勝利したかも知れなかった。
相手のラッキーな面もある。同点ゴールのボールは、ループシュートで、ネットを狙ったものではないと思われたが、偶然にもネットをゆらした。川島も、それまで鬼神の働きをしてきたが、何故かこの時は力が抜けて、ただ見過ごすだけに終わり、同点にされた。
2-2で延長戦になれば、勝てないだろうとの見込みで、ロスタイムに入ってからも攻撃を仕掛け、結果的に終了14秒前に相手に入れられ、惜しくも敗れ去った。西野はこれまでの試合の中で良く頑張り、16強まで引き上げてくれたが、残念ながら、最後の試合で、少し歯車が狂ったようだ。これを糧に4年後は再びの廃塵を浴びないよう、頑張ってもらいたい。


午後浅間を歩く。山百合が丁度咲き始めで、あちこちにふくよかな香りを放っている。今日も又合歓の花を見る。野川、浅間の合歓を見るたびに紹興の府山公園の合歓を思い出す。良い街だ。紹興や寧波、出来たらもう一度行ってみたい。ツアーではなくて。


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