ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(10)ウエストミンスター地区の観光。

ビッグベンを見た後は、周辺の歩き観光となる。
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ウエストミンスター寺院も間近に眺める。
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ウエストミンスター寺院は英国王室教会。正面のステンドグラスには王室の家紋、バラの紋章が嵌められている。
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前方にデモ隊のようなグループがいる。
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日本のようなプラカードとかシュプレヒコールも無いが、何かを訴えているのだろう。
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テムズ川右岸はロンドン発祥の地で、シテイもあれば、先刻見てきたバッキンガム宮殿もある。日本でも同じだが皇居のすぐ隣には霞が関や永田町がある。それはタイでも同じで、バンコクのラタナコーシン、タイ国王王宮前広場には、その王宮を守るように陸軍省検察庁最高裁、各官庁が立ち並んでいる。ここロンドンでその役割を果たすのはここウエストミンスター行政区で、総理官邸、ロンドン警視庁始め、各有力官庁が立ち並んでいる。英国国会を象徴するビッグベンを眺めてから、このウエストミンスター地区の歩き観光となる。

前方にデモ隊らしきグループ、十数人がいる。日本のようにプラカードとか幟、シュプレヒコールなど叫んでいないので、この小グループがデモなのかなにかは不明だが、この官庁街で出で立ちからして我々ツアーグループとは異質な雰囲気であり、何かの政治的な集まりに違いない。動きは過激ではないが、何人かの利益集団が集まって、どこかの役所に訴えに行く途中と思われた。


こちら側上院建物の向かいのコーナーでは更に小人数のグループが、こちらは派手派手しい出で立ちで、マイクなど持って盛んに何かをアピールしている。はためく幟を見るとEUのマークが入っていて、BREXIT,英国のEUからの離脱を声高に反対している。英国国論を二分する問題、当然離脱反対派も多いだろうが、この小人数のデモ隊を見ていると、何か力は随分弱い、英国民も体勢に流される国民性なのか、一度走り出した流れを抗するには随分弱弱しい集まりに思えた。

歴史を感じさせる3階建ての上院議事堂。いや、上院は単にUpper Houseだが、ここ英国では貴族院だ。貴族、Lordの爵位以上の貴族でないと、議員にはなれない。戦前の日本の枢密院と同じだ。今の日本では参院は殆ど飾り物のような形になっているが、戦前の枢密院とか、ここ英国の貴族院の権威、権力は現在の参院とは比べ物にならない程、相当なものだろう。僅か5-6人のBREXIT反対派の運動ではあるが、その点の絶大の効果を狙ってのこの場所でのアピールかも知れない。複雑な英国人の行動や考えは、自分には理解するのが難しい。



この奥のヤードには何があるのだろう・・。スコットランドヤードの方向ではあるが・・
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ああ、こちらでは又何かの反対運動をしているようだ。
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小人数だが派手にPRしている。向かいは貴族院ビルだ。EUの旗のマークだが・
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BREXIT,ああ、彼等は英国のEU離脱からの反対をしているのだ。
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貴族院前でアピールも効果的かも知れない。
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