ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(54)夜のピカデリーへ。

テムズ河畔の夜景は思っていたよりも華々しいものではなかった。
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テムズからもっと賑やかなピカデリーへ行くことにした。
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テムズ川からウエストミンスター駅の戻る途中の下院議事堂。ビッグベンは文字盤の所だけが薄明るくなっていた。滋味なのが良いのかも知れない。
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ウエストミンスター駅地下道。中にはバイオリン弾きなどもいた。
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途中の乗換駅の長いエスカレーター。東京駅横須賀線地下駅を思わせる。
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ロンドンの夜景は期待していた程のものではなかった。テームズ河畔のライトアップを楽しみにしていたが、それは隅田川と似たようなもので、散在する高層ビルの光は見えるが、感動的なものではなかった。それは香港や上海の光の洪水と比べること自体がナンセンスなのかも知れない。この二つは別格だ。神戸の六甲山や長崎稲佐山からの夜景を眺めたが、日本では矢張り函館山からの眺めが一番良いと思う。半島のように細長い砂洲に両側から海が迫り、町の明かりがその両方の海に反射している。両側に海がある光景は他の街では見られないことだ。他に町ではないが、東京湾の漁火も良かったか・・。

香港、上海の光の洪水が余りにも鮮烈で、ここテームズは陳腐なものにしか見えなかったが、更に期待外れだったのはビッグベンで、薄明るい照明の中で時計塔の文字盤がぼんやりと浮かび上がっていただけだった。先刻見た欧州一高いビル「シャード」もライトアップされてるのかどうなのか、夜空にはさっぱり浮かんでいない。無駄な電力を大量に使い、綺麗に着飾って、観光客を喜ばせようというサービス精神は英国人は持ち合わせてはいないようだ。

殆ど街灯の明かりだけの薄暗いウエストメインスター界隈から、この町のロンドン銀座、尤も賑やかで人の集まるピカデリーサーカスへ行くことにした。ピカデリーならここよりも数十倍も明るく賑やかだろう。丁度銀座通りや新宿歌舞伎町がそうであるように。ロンドンの夜の賑わいも少しは見て置くに然るべし。ウエストミンスター駅からはどこかで乗り換えなければならい。一番最短のグリーンパーク駅で乗り換え、ピカデリーサーカスに着いた。

乗換駅は複数ラインが交差していて、大きな地下駅だ。大深度地下へ下りて行くように、長いエスカレーで深い穴倉のような地下駅に下りて行く。バルセロナでも感じたが、複数ラインの乗換駅はどちらも大深度だ。横須賀線の東京地下駅の感じである。ピカデリー駅から地上に出ると、想像通り煌々とした明かりの中に町はあった。昼間と同じように多くの観光客がサーカス手前のエロスの像の周辺には待ち合わせなのかブラ付きなのか、皆暇そうにしている。リーゼント通りの方向に向かって歩くことにした。



ピカデリーサーカス駅に到着だ!
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ピカデリーサーカスへ来たら、ここは流石に賑やかだ。
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エロス像の前の大画面の広告テレビ。
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いやー、エロス像の前の広場は沢山の人で埋まっている。
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さて、買うものはないが、リージェント通りを少し歩いてみようか・・。
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