ちゃおチャオブログ

日々の連続

イギリスの3日間(56)帰国。Bye bye London!

帰国の朝、早朝出発で、朝食代わりにジュースとクロワッサンが配られた。
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ロンドン・ヒースロー空港。今朝は9時半の出航だ。
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ヒースローの待合ロビー。いろんな国の人々が時間待ちをしている。
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JAL搭乗口へやってきた。
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これから搭乗だ。
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3泊5日のイギリスの旅は今日で終了となる。4日前の深夜に羽田を立って、今日の未明にロンドンを立つ。中3日のイギリスの旅だった。僅か3日間の旅行ではあったが、その実数以上に収穫の多い旅行だった。小中高校以来学校で学び、ニュースや書籍で知り、米独仏に並び身近な国、嘗て明治以降の日本が国の見本とした英国を尋ね、肌で知り、空気を吸い、水を飲んだ。バッキンガム、ビッグベン、大英博物館、ストラッドフォードアポンエイボングリニッジ。どこも世界の歴史を作り、世界のどこの種族の人々も一度は訪ねてみたいと思っている。それを駆け足ではあったが、僅か3日間で成しえた、トラピックスツアーに感謝しなければならない。

ロンドン最後の朝。ホテルを5時半に出る。朝食代わりにジュースとクロワッサンとオレンジが渡される。バスの中で食べても良いし、空港に着いてから、機に乗る前に食べても良い。ロンドン9時半発のJAL機だ。機上食が出るまでには大分時間があるので、空港までのバスの中で食べることにした。空港までの高速道は既に何回か走り、窓の外の見慣れた光景を懐かしむ。4日前、最初に走った時は、見るものすべて新鮮で、興味深く眺め見渡したものだったが・・。


ロンドンヒースロー空港。多くの国、特に後発先進国や中進国の首都の空港は、どこも綺麗にリニューアルされ、新しい装いをしているが、ヒースローに関しては、部分的な増設はあるとしても、主要部分は以前のままで、少しくたびれた感も見える。大英帝国の玄関口として、過去半世紀以上門を構えていたが、今やその大英帝国は既にない。Commonwealthになって久しいが、その本元のGreat Britainですら、その北部スコットランドの分離独立運動で、足元もおぼつかない。来年にはECからも離脱していき、この先英国はどこに向かって漂流して行くのだろうか・・。今見るヒースローは尚残滓を保ってはいるが、30年後のこの空港はどんなに変わっているだろうか・・。今以上に輝きを増すとは思えない。過去の栄光の英国。その玄関口が裏びれた姿に変わることだけは願わない。

やや雑然としただだっ広い待合ロビーからJAL搭乗口に向かう。ここではJALもマイナーな航空会社で、搭乗口はウイングの一番端の方だ。9時30分、これから12時間の飛行で明日の朝羽田に到着する。座席は3人席を一人で占領している。遠慮なくゆっくり飲めそうだ。と思って楽しみにしていたが、3日間、4日間のかなりハードな日程の中で疲れも溜まっていたのか、ビールを一杯飲んだだけで、気持ちよくなり、寝込んでしまった。良い旅であったことには違いない。

                                            The End


離陸して間もなく、朝食兼用の昼食が出てくる。
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早い時間帯のせいか、機内は混雑はしていない。
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2回目の食事。夕食だ。この後も前も寝込んでしまって、テレビ映画も見たのか見なかったのか、よく覚えていない。
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帰国から2日後、東京は大雪で、ロンドンよりも寒かった。
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東京の雪。イギリスでの3日間、好天に恵まれて助かった・・。
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