ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.28.(日・晴れ)再びの朝日新聞に対する苦情、抗議。


一昨日の当方の朝日に対する抗議、安田記者の朝夕刊5回連続の1面トップ記事掲載に対する抗議に対し、社からは全くの返信もなく、うんともすんとも言わない卑怯な応対に今日再び、以下の抗議文を送る。

本件貴社のニュース扱いに関し、一昨日2回に分けての抗議のメールが不着になったようで、昨日改めて再送したが、そのメールが届いているのかどうなのかも確認できません。ITの時代、貴社もこのようなメールでの受付を行っている以上、普通の会社が行っているように、メールを着信したら取り敢えずは、着信した旨の定型パターンの返信を出すべきじゃないですか?その為に貴社は投稿者のメールアドレスを求めているのかと思います。貴社の受付の但し書きにあるように、全部のメールには回答できない、とありますが、膨大な数のメールが送られてくる状況で、それは了解できます。但し、送られたメールが届いているか、又、愉快であれ不愉快であれ、外部からの意見を貰った以上は、礼儀として、定型パターンでのAchnowlidge,着信した旨の返信を送信者に送るべきかと思います。
それに1000文字の制限は少なすぎ、その倍か3倍程度の文字数にすれば、投稿者も楽になると思います。
文字数制限があるので、この頁はここまでにして、本論は次のメールで送信します。
 
 
安田ジャーナリストがシリアの過激派組織から無事に救出されたニュースに関し、貴社が24日朝刊から26日朝刊までの5回にわたって第一面で大々的に報道し、その報道の在り方について抗議をしたが、未だ然るべき回答は来ていない。IT、デジタルの社会において、貴社の対応の遅さには苦言を呈するが、それ以上に、この安田問題をこれ程までに大々的に扱う必要があったのか、又、そうした理由なり、背景を読者に明らかにすべき責任は貴社にある。それが貴社が新聞は公器だと常々標榜している基本にあるからである。
自分の記憶が間違いかも知れないが、新聞1面に同じ内容のニュースが5回も連続して報道された例は、東日本大震災以来なかったと思う。一昨年の熊本地震や去年の豪雨災害、又今年の中国四国地方、北海道地震でもこのようなことはなかった。彼、安田氏はこれ等の大事件以上に重要な人間、恰も未知の惑星から生還した大ヒーローのごとく扱いに、貴社の主筆始め、編集デスク幹部の頭が狂ったのかと思う程の扱いではなかったか。
 
昨日の朝刊38面には安田問題に関し、「自己責任論」また噴出、との記事が出ていて、稲田なる報道部長名での解説も出ていたが、これ等は当方の上記の抗議に対する回答にはなっていない。
 
 
稲田氏が言われるように現地の詳しい状況を知るために記者が危険地域に入る、という大変さはよく理解していて、その価値ある報道には称賛を惜しみませんが、それとこの安田個人の行動とは同一レベルで論評するのは全くおかしい。
安田氏の行動は、従軍記者がどちらかのグループに従って、最前線の現場の状況を伝えるのとは違って、無法地帯、しかも人質ビジネスが横行している地帯に、自ら飛び込んで行ったことであり、彼自身過去にも人質になり、今回も又、出かける前にその危険を承知の上でシリア紛争地帯に入り、結果予想通り人質となった。貴社の記事には、この行動に関し、過激なバッシングが起こった、と報道しているが、それは普通に考えれば当然のことだ。この誘拐の3年前の直前に、同僚の後藤フリーランサーが現地で殺害されているが、彼自身もいつそうなってもおかしくない状況だった。当然そうした危険な行為に対し、国民の多くがバッシングするのは当然の事でしょう。
それにも関わらず、貴社の恰も英雄がごとき扱い、1面での5回連続の、しかも全体紙面の半分以上を使っての大々的な報道ぶりには、全くあきれて理解できないものがあり、当方にとっては不可解としか思えないものである。
このような貴誌の報道振りは、安田氏を真似しようとする若者を勇気づけ、危険な地域に行けば自分も英雄になれる、との間違ったメッセージを与えることになり、強いてはそれ等若者の命を失わせることにも結び付く。新聞人としての貴社の責任は重大である。その認識の上に、当方に対する明確な回答を求めるものである。」
 

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