「ご相談内容を拝読いたしました。SLEと腎不全の治療経過中にさまざまな出来事が起こり、大変なご苦労をされた様子がよく分かりました。
ご指摘のステロイド治療は平成16年(2004年)10月26日に当院消化器内科にご入院された時のことと思います。入院カルテで当時の詳しい経過を調査するとともに当時の消化器内科医長に問い合わせた結果、以下の点が確認されました。
1.・・・(略)、SLEによるループス腹膜炎の症状と考えられる腹痛・下痢が出現したため、臨床的にSLEの再燃と診断しました。
4.ループス腎炎も急激に悪化し、血清クレアチニンも急激に上昇したため、10月30日、透析再導入となりました。
6.ステロイド経口投与もSLEの検査所見を定期的にチェックし、決して漫然と経口投与を続けていたわけではありません。